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日本ユース・スーパーウェルター級王者の佐々木る玖(21=KWORLD3)と濱島悠紀(28=白銀)が30日、大阪・阿倍野区民センターで開催された「弁慶ファイトvol.2」メインイベント、スーパーウェルター級8回戦で対戦した。
前半KO決着を予告した佐々木と、復帰2戦目でランカー挑戦した濱島が、真っ向からぶつかり合った!
前半KO決着を予告した佐々木と、復帰2戦目でランカー挑戦した濱島が、真っ向からぶつかり合った!
佐々木る玖(KWORLD3)が勝利!
初回から佐々木が右フックを強振してペースを掌握。しかし、濱島もジャブからカウンターの左フックで膝を揺らして対抗した。2回、佐々木は右フックでダウンを演出。一気に仕留めに行くが、濱島も粘りを見せた。中盤以降は、接近戦で佐々木が左ボディを突き刺せば、濱島もリターンの左アッパーで譲らず。壮絶な打ち合いが続く中、試合終了のゴングが鳴り響いた。
100人の応援団が駆け付けた
試合後、取材に応じた佐々木は、「2ラウンドにダウンを奪った時に仕留めたかった。倒そうとしすぎて力んでしまった。メインイベンターとしての重圧を感じた」と振り返ると、「大歓声の中、戦えて楽しかった。なによりジムが全勝したのはうれしい」と笑顔を見せた。
「来年には上のタイトルをやりたい」
現在、日本スーパーウェルター級7位、WBO-AP同級15位に位置している佐々木は「年内のタイトル戦は厳しいと思うが、来年にはタイトルマッチをしたい」とさらなる精進を誓った。
「何度でも這い上がる」
一方、最後まで食い下がるも涙を飲んだ濱島は、「ジャブで止まってくれるかと思ったが、思いのほか相手の圧力が強かった。途中、何度も心が折れそうになったが、何が何でも勝ちたかったので、最後まで諦めなかった」と悔しさをにじませた。
2020年2月に敗れたのを最後に、リングから遠ざかった濱島だが、「ボクシングの後悔は、ボクシングでしか晴らせない」と、今年3月に約4年ぶりにカムバックした。この試合に向けて、東京でのスパーリング合宿をするなど、佐々木攻略に全力を注いだ。
4年ぶりにカムバック
濱島は「会長(白銀尊道会長)に恩返しがしたい。負けるつもりはないが、これから何度負けたとしても、歯を食いしばって勝ち上がり、最後にはチャンピオンになる」と言葉に力を込めた。
2020年2月に敗れたのを最後に、リングから遠ざかった濱島だが、「ボクシングの後悔は、ボクシングでしか晴らせない」と、今年3月に約4年ぶりにカムバックした。この試合に向けて、東京でのスパーリング合宿をするなど、佐々木攻略に全力を注いだ。
4年ぶりにカムバック
濱島は「会長(白銀尊道会長)に恩返しがしたい。負けるつもりはないが、これから何度負けたとしても、歯を食いしばって勝ち上がり、最後にはチャンピオンになる」と言葉に力を込めた。
亀田大毅会長(KWORLD3ジム)
KWORLD3ジムの亀田大毅会長は、「自主興行でうちが全勝したのは初めて。判定決着が多かったが、面白い試合ばかりだった」とイベントを総括し、「3150FIGHTに出られない雑草組(叩き上げ)が活躍することで、アマチュアエリートに火がついて、切磋琢磨してくれたら」と、ジム全体のレベルアップに期待した。
年内にあと1回開催予定だという。
年内にあと1回開催予定だという。