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日本女子フライ級タイトルマッチの前日計量が5日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、王者の山家七恵(33=EBISU)と同級1位の柳尾美佳(29=花形)の両者が揃って計量に臨んだ。
試合は、明日(6日)、後楽園ホールで開催される「DANGAN271」のメインイベントで行われ、その模様は動画配信サービス「BOXING RAISE」でライブ配信される。
試合は、明日(6日)、後楽園ホールで開催される「DANGAN271」のメインイベントで行われ、その模様は動画配信サービス「BOXING RAISE」でライブ配信される。
山家七恵(EBISU)49.9kg
2度目の防衛戦に臨む山家は、フライ級リミットを900g下回る49.9kgでクリアした。初のメインイベンターを務める山家は、「最初に聞いた時はびっくりした。デビュー戦がDANGAN興行で、ここまで(メインイベント)来ることができた。感慨深い」と思いを込めた。
初のメインイベンター
この試合に向けて、アマチュアのトップ選手が集う自衛隊体育学校でのスパーリングを敢行。「テンポが速くてボコボコにされたが、技術面での収穫があった」と、手応えを感じたようだ。
初のメインイベンター
この試合に向けて、アマチュアのトップ選手が集う自衛隊体育学校でのスパーリングを敢行。「テンポが速くてボコボコにされたが、技術面での収穫があった」と、手応えを感じたようだ。
「すべてにおいて上回る」
挑戦者の柳尾とは、何度かスパーリングで手を合わせており、「手の内は知られている。力強い選手だが、それを上回りたい」と意気込んだ。
WBO世界9位にランク入りし、世界を意識する立場になった。山家は「ほかの3団体(WBA、WBC、IBF)でも入れるように評価される内容を見せたい。圧倒します!」と言葉に力を込めた。
WBO世界9位にランク入りし、世界を意識する立場になった。山家は「ほかの3団体(WBA、WBC、IBF)でも入れるように評価される内容を見せたい。圧倒します!」と言葉に力を込めた。
柳尾美佳(花形)50.8kg
10戦目でタイトル初挑戦の柳尾は、リミットの50.8kgで秤を降りた。「そろそろ挑戦できると思っていた。日本タイトルは、ボクシングを始めてからずっと目指していた」と大一番に胸を躍らせ、「前回もサウスポーとの対戦で、得意になった」と自信を示した。
花形ジムで連勝を目指す!
大学2年で花形ジムに入門した柳尾は、当初はプロ志望ではなく、フィットネスでボクシングをしており、大学卒業後は自衛隊に入隊した。ボクシングから離れた生活を送っていたが、情熱は冷めることなく、ジムの先輩である日本女子フェザー級王者の若狭与志枝(36=花形)に勧められたことがきっかけで、自衛隊を退職しプロボクサーの道に進んだ。
柳尾は「ずっと追いかけてきた若狭さんと、初めて同じ興行で、しかもタイトルマッチ。明日は2人で勝つ」と、チームでの勝利を誓った。
柳尾は「ずっと追いかけてきた若狭さんと、初めて同じ興行で、しかもタイトルマッチ。明日は2人で勝つ」と、チームでの勝利を誓った。