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[インタビュー]2026.6.4

「僕は頭がいいので」190cmサウスポー草村龍弥の異色ボクシング論

「僕は頭がいいので」190cmサウスポー草村龍弥の異色ボクシング論

タイトル初挑戦の草村龍弥(一力)

 日本スーパーミドル級2位の草村龍弥(27=一力)が、6月22日(月)、後楽園ホールで開催される「ファイティングビー.40」のメインイベントで、同級3位の京原和輝(29=博多協栄)との王座決定戦に臨む。プロ5年目でたどり着いた念願の初タイトル挑戦だ。

 アマチュアでは19戦11勝8敗。東日本新人王を獲得しながらも、全日本新人王決定戦はコロナウイルス感染で無念の棄権。その後も試合中止や相手都合など、順風満帆とは程遠い道を歩んできた。それでも草村は「遠回りした分、成長できた」と前を向く。

 身長190cmの長身サウスポー。ミドル級時代は減量苦にも悩まされたが、スーパーミドル級転向によって本来の力を発揮できる環境が整った。「重量級は弱くないことを証明したい」。そう語る言葉からは、自身の王座奪取だけではない、日本重量級戦線への強い思いも感じられた。独特の感性と理論を持つ男が、大きな転機となるリングへ向かう。

■キャリア5年目で初のタイトルマッチです。
草村 ここまで長かったです。全日本新人王決定戦はコロナに罹ってしまい棄権。本来なら2年目くらいでその辺(タイトル戦線)にいたいなと考えていたのですが。ここまでいろいろなことがあり、遠回りしましたが、スンナリいかない分、成長できました。

■長身で体格もガッチリしており、ミドル級で戦うのは減量面で厳しかったと思いますが。
草村 東日本新人王決勝戦は3回倒れて、それで何とかリミットまで作りました。ミドル級の時は減量苦で、まずリングでフルラウンド戦えるかの不安もありました。正直なところ、日本人なのでスーパーミドル級のランキングができるなんて期待していなかったですが、まさか創設されるとは思いませんでした。やっと本気でできる階級で戦えます。自分がチャンピオンになることで人気が出る階級にしたい。日本は、重量級が盛り上がっていないですし、世界的に見て弱いと思われているでしょうから、そんなことはないよと。

■なるほど。
草村 軽量級は、面白い選手がガンガン出て来ていて注目されていますが、スーパーミドル級で世界チャンピオンになるなんて、まだ言えないですが、「こいつは世界にかすり傷くらいはつけられるんじゃないか」というくらい頑張りたい。この試合を見て判断してもらえたらと思います。

■草村選手が思う、ミドル級とは違うスーパーミドル級の魅力とは?
草村 接近戦でガチガチに打ち合うイメージですが、日本のスーパーミドル級はほとんどが長身でスピードがある。デカくて速いってそんなに見られるものではないので、自分がその代表になれたら。

■改めて、京原選手の印象を教えてください。
草村 相手の映像は見ないのですが、帝尊さん(帝尊康輝)との試合を会場で見て、勢いがあり気持ちが強い。効かせた時の嗅覚が優れているので油断できない相手です。ただ、僕は頭がいいのでどうにかなるかなと思います。向き合った時の反応で戦いたい。

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