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静岡県のジムから初の世界王者を目指す木村蓮太朗(23=駿河男児)の調子がすこぶる良い。7月22日(木)、後楽園ホールで無観客試合として開催される「ダイヤモンドグローブ」でデビュー戦を迎える木村は、6月26日に東京練馬区の三迫ジムで日本&OPBF東洋太平洋&WBOアジアパシフィック・ライト級王者の吉野修一郎(28=三迫)と実戦練習を行い、2階級上の3冠チャンピオンの圧力に押し負けず左ストレートを決めて才能の片鱗をのぞかせた。スパーリングを終えた木村に話を聞いた。
3冠王者の吉野修一郎(三迫)と実戦練習
木村は、「吉野さんや佐川さん(佐川遼=日本フェザー級王者)といったチャンピオンとスパーリングをさせてもらっているのでよい練習ができている」と手応えを感じていたが、「身体で押し負けないことをプロになってから意識しているが、プロのリングはアマチュアと違って無駄なパンチをもらってはいけない。距離が近くなった時にパンチをもらうことがあるが、その一発が命取りになる。しっかりとガードしてパンチをもらわず隙を狙って打ち込みたい」と、課題を挙げるのも忘れなかった。
試合まで東京で調整
対戦相手の東祐也(20=畠山)はプロ叩き上げでここまで9戦5勝(1KO)3敗1分。「手数とスタミナ、そして気持ちが強い選手なので侮れない」と警戒し万全の態勢で初陣を迎える。
狙うはKO勝利
「年内は2〜3試合できれば」と語ると、「当日は3試合行われるが、その中で一番迫力のある試合を見せたい」と拳を握り締めた。