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WBA(世界ボクシング協会)フェザー級正規王者リー・ウッド(33=英)が12日(日本時間13日)、元WBA世界同級暫定王者マイケル・コンラン(30=アイルランド)を挑戦者に迎えて、英国・ノッティンガムのノッティンガム・アリーナで初防衛戦を行った。リング上では、年間最高試合級の大激戦が繰り広げられた。
ウッドが最終回TKOでV1に成功
初回、右構えからサウスポーに切り替えたコンランが、ラウンド終了間際にオーバーレフトフックでダウンを先制。ダメージの残るウッドは、コンランの攻勢に耐えつつインファイトを仕掛けた。サウスポーで流れを掴むコンランは中盤、クリンチやウッドのプレッシャーで消耗の色を少しずつ見せる。終盤、ウッドは距離を潰してペースを奪うと、11回終了直前、撃ち合いの中で左フックを当てると、コンランはスリップ気味に倒れた。それをレフェリーはダウンの指示。そして迎えた最終回、1分が過ぎたところで、ウッズはロープ際に詰めて怒涛の連打。コンランは思わずリング下に落下すると、レフェリーは試合を即ストップした。ウッドが12回1分25秒TKOの大逆転で初防衛に成功した。
2戦連続最終回TKO勝利
ウッズは昨年7月に世界初挑戦したシュー・ツァン(28=中国)戦に続く、2戦連続最終回TKO勝利を飾った。戦績は28戦26勝(16KO)2敗。
プロ初のアウェー戦に臨んだコンランは、初回に強烈なダウンを奪い、その後もペースを掴むも逆転KO負け。戦績を17戦16勝(8KO)1敗とした。
プロ初のアウェー戦に臨んだコンランは、初回に強烈なダウンを奪い、その後もペースを掴むも逆転KO負け。戦績を17戦16勝(8KO)1敗とした。