[授与式]2026.8.29
神足茂利さんに念願の名誉ベルト

昨年8月の試合でこの世を去った元プロボクサーの神足茂利さんの名誉ベルト授与式が29日、後楽園ホールで開催された「パイオニアオブファイト.12&大和魂21」で行われた。
神足さんは、OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者の波田大和(29=帝拳)に挑戦し、壮絶な打ち合いの末、引き分けでわずかにベルトに手が届かなかった。その功績を称え、JBC(日本ボクシングコミッション)から、神足さんの兄で松田ジムのトレーナーを務める神足昌冶氏に名誉ベルトが贈られた。
神足氏は「弟は約1年前のタイトルマッチを最後に、この世を去りました。弟はベルトに執着しており、何としてもほしかったベルトが手元にきて、喜んでいると思う。4日後(9月2日)が誕生日なので、名古屋に戻ってベルトをプレゼントしたい」と、弟への思いを語った。
続けて「このような出来事を風化させないことが、ボクシング界にとって大事なこと。業界がもう一度気を引き締め、ボクシングを楽しめるよう、私もトレーナーとして精進していく」と決意を口にした。
会場では、神足さんがリングで示した勇気と闘志をたたえるとともに、その思いを未来へつないでいくことを誓った。
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