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芦屋大学出身でアマチュア48戦31勝17敗の実績を残し、この春から角海老宝石ジムに入門しプロを目指す廣本彩刀(22)が31日、後楽園ホールでスーパーフライ級B級テストを受験した。4歳下の妹は、今年6月の決定戦で空位のOPBF東洋太平洋女子ミニマム級王座を獲得した廣本江瑠香(広島三栄)。テストの結果はあす発表されるが、合格すれば日本では2例目となる兄妹プロ誕生となる。初は筑豊ジムの河端大成(21)、河端ほたる(18)の兄妹。
右:中嶋と3Rのスパーを披露
廣本は、芦屋大の先輩で同門の中嶋憂輝(24)と3ラウンドのスパーリングを行い、定評のあるディフェンス力でプロ2戦2勝(2KO)の中嶋を寄せ付けず。テスト終了後、中嶋は「大学から一緒にやっているが、距離が遠く、まっすぐにストレートを打ってくるので昔から苦手だった。リズムも独特でかなりやりづらいですね」と評価した。
芦屋大コンビでジムを盛り上げたい
廣本は「まだまだ攻撃面が甘い」と課題を口にしたが、すでに9月20日にデビュー戦を、11月には地元の山口・岩国市で開催される妹の初防衛戦の前座で2戦目を予定しているだけに、「早くプロに慣れ、来年にはランキング入りしたい」と活躍を誓った。
11月には江瑠香と兄妹競演を予定