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大晦日に大田区総合体育館で開催されるトリプル世界タイトルマッチのアンダーカードでWBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級王座決定戦に出場する日本バンタム級王者の久我勇作(29=ワタナベ)が万全な調整を続けている。試合を目前に控えた久我に都内の所属ジムで話を聞いた。
相手のリズムで戦わないようにする
「こんなに急に決まったのは初めて」と試合が決定したのは約1ヶ月前。「ただ、海外で試合をする話もあったので実戦練習はしていた」と多少の驚きはあったが、心の準備はできていたようだ。
ベルトを争うWBOアジアパシフィック同級5位のジュンリエル・ラモナル(30=比)は今年10月に世界ランカーの和氣慎吾(FLARE山上)に大番狂わせの3回TKO勝ちして波に乗っている。久我は「独特のタイミングでパンチを振ってくるので不用意な一発はもらわないようにしたい。あとはバッティングにも注意したい」とフィリピン人の強打を警戒した。
ベルトを争うWBOアジアパシフィック同級5位のジュンリエル・ラモナル(30=比)は今年10月に世界ランカーの和氣慎吾(FLARE山上)に大番狂わせの3回TKO勝ちして波に乗っている。久我は「独特のタイミングでパンチを振ってくるので不用意な一発はもらわないようにしたい。あとはバッティングにも注意したい」とフィリピン人の強打を警戒した。
前戦は初回KO勝ち
プロ24戦目で大晦日のリングに上がるのは初だという久我は「去年も12月の後半に試合をしたし、年始にゆっくりできるので大晦日で良かった。今回は世界戦のアンダーカードなのでインパクトの残る試合をしないと忘れられてしまう。お客さんに覚えてもらえる試合をしたい」。「打たれ強いので。パンチで切り裂くか、ボディで効かせて倒したい」と狙うのはもちろんKO勝利だ。