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前IBF(国際ボクシング連盟)アトム級王者の花形冴美(37/本名:岡庭冴美)が25日、後楽園ホールで開催された「Victoriva.8」で引退式を行った。
2008年8月にデビューした花形は、無尽蔵のスタミナと気持ちを前面に押し出したファイトスタイルでファンを魅了した人気ボクサーで、2018年9月に5度目の世界挑戦で頂点に立った。昨年3月に松田恵里(27=TEAM10COUNT)との防衛戦で引き分けたのがラストファイトとなった。
マイクを握った花形さんは「ボクシングを始める前は壁にぶつかったら諦めるような人間だった私だが、ボクシングだけはやり遂げようと思った。弱い自分に向き合って世界チャンピオンになることができた」と最後の挨拶をした。
生涯戦績:28戦16勝(7KO)7敗5分
2008年8月にデビューした花形は、無尽蔵のスタミナと気持ちを前面に押し出したファイトスタイルでファンを魅了した人気ボクサーで、2018年9月に5度目の世界挑戦で頂点に立った。昨年3月に松田恵里(27=TEAM10COUNT)との防衛戦で引き分けたのがラストファイトとなった。
マイクを握った花形さんは「ボクシングを始める前は壁にぶつかったら諦めるような人間だった私だが、ボクシングだけはやり遂げようと思った。弱い自分に向き合って世界チャンピオンになることができた」と最後の挨拶をした。
生涯戦績:28戦16勝(7KO)7敗5分
松田恵里(TEAM10COUNT)戦がラストファイト
初めて世界に挑んだのが2012年12月。小関桃(青木→引退)に判定負けを喫してから世界一にたどり着くまでに苦労を重ねた。小関戦以降の世界戦は、僅差の判定負けと2度の引き分けとわずかに手が届かず悔しい思いをしたが、世界王者への夢を諦めることなく、師匠である花形進会長と同じ5度目の挑戦で世界のベルトを巻いた。
現役生活、お疲れさまでした
今後は小学校の教員を目指すという花形は来年から教壇に立つ予定。「これからは子どもたちを輝かせるような先生になります」と言葉に力を込めた。