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元WBC女子世界ミニフライ級王者の黒木優子(YuKO)とOPBF東洋太平洋女子ミニフライ級王者の花形冴美(花形)が空位のIBF(国際ボクシング連盟)女子アトム級王座を懸け、明日29日の後楽園ホールで激突する。その調印式と前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われた。
両者は13年6月と同12月に2度対戦し、花形が1勝1分で勝ち越している。それだけに、黒木が世界王座獲得とリベンジのダブルのチャンスに「美味しい」とニンマリすれば、花形は一瞬ムッとしながら「私には勝てない」とやり返した。
両者は13年6月と同12月に2度対戦し、花形が1勝1分で勝ち越している。それだけに、黒木が世界王座獲得とリベンジのダブルのチャンスに「美味しい」とニンマリすれば、花形は一瞬ムッとしながら「私には勝てない」とやり返した。
今度こそは勝つと黒木
階級を下げて2階級制覇を狙うサウスポーの黒木は、「花形さんは技術もあって接近戦での回転も速い」と花形を評価した上で、「まだ一度も勝っていない相手なので美味しい試合。前回負けた時は悔しくて泣いたが、今度は嬉し涙を流したい」と話し、世界王座への返り咲きを誓った。
私には勝てないと花形
一方、5度目の挑戦で悲願の世界王座獲得を目指す花形は、落ち着いた表情で「(花形進)会長も5回目で世界を獲った。ここは私も獲るしかない」と拳を握ると、黒木の「技術に長けた選手」の言葉に、「テクニシャンと言われることは嬉しい。黒木さんこそ、左のパンチがある技巧派。気持ちも強いし、世界チャンピオンになるべくしてなった人。格も私より上だと思う」とその実力を認めた。しかし、黒木の「美味しい」の発言に「お互いに5年前とは違うが、(黒木さんは)私には勝てない!」と返し、絶対の自信を示した。
女子の知名度を上げるのが目標
調印式後の計量は花形が46.1kg、黒木が46.0kgでアトム級リミットの46.2kgをクリア。会見でバチバチの応酬を見せた二人も、計量後は握手を交わし、3度目の対戦を前に互いの健闘を誓い合った。空位のIBF世界を懸け行われる明日の一戦。はたしてどちらの意地が上回るのか、目の離せない試合になりそうだ。
盛り上がる試合にします!
■検診結果
黒木優子(YuKO)
体重:46.0kg
体温:36.6℃
脈拍:63/min
血圧:118/71mm/Hg
花形冴美(花形)
体重:46.1kg
体温:36.7℃
脈拍:48/min
血圧:123/83mm/Hg
黒木優子(YuKO)
体重:46.0kg
体温:36.6℃
脈拍:63/min
血圧:118/71mm/Hg
花形冴美(花形)
体重:46.1kg
体温:36.7℃
脈拍:48/min
血圧:123/83mm/Hg