[囲み取材]2025.9.27
重岡優大さんが後楽園ホールに来場、銀次朗さんの近況を報告。

前WBCミニマム級王者の重岡優大さん(28)が26日、後楽園ホールで開催された「Lemino BOXING フェニックスバトル143&DANGAN」に来場し、WBOアジアパシフィック・ライト級王者の宇津木秀(31=ワタナベ)の防衛戦を観戦した。
イベント終了後、メディアの囲み取材に応じた優大は、5月の試合で急性硬膜下血腫を発症し、開頭手術を受けた弟で前IBF同級王者の重岡銀次朗さん(24)の現状について報告した。
銀次朗さんが回復していることを報告
優大さんは自身のスマートフォンで、親指を立てたり首を動かして問いかけに反応する銀次朗さんの動画を披露。「顔の表情も戻ってきて、僕らが見ていないところで相当リハビリを頑張っていると思う」と語り、来年初めには退院の見込みであることを明かした。
銀次朗さんのサポートに専念するため現役を退いた優大さんは、地元・熊本市内でのカフェ開業を準備中だ。「銀次朗にはコーヒーの焙煎の仕事をしてもらおうと思う」と話し、9月24日から東京ビッグサイトで開催されたコーヒーイベントに参加した際には、焙煎機やエスプレッソマシンを購入するなど、開業に向けて本格的に動き出している。
コーヒー好きの優大さんは、プロボクサーとして駆け出しのころにコーヒーチェーンでのアルバイト経験もあり、引退後は「いつか自分の店を」と思い描いていたという。
熊本市内にオープンを予定している「SHINONOME(東雲) CAFE」は10〜15席ほどの規模で、「皆が銀に会いに来る空間としてはもちろん、地元の人たちにも気軽に立ち寄ってほしい。世界戦があるときはスポーツバーのようにして、僕と銀で解説をしながらボクシングの魅力を伝えたい。ボクシングに恩返しをしたい」と語り、瞳を輝かせた。
「東雲」とは夜明けを意味する。「俺も銀も真っ暗なところから、少しずつ明るくなってきた」。再起へと歩む銀次朗さんと、新たな挑戦に踏み出す優大さん。重岡兄弟は「東雲」の名の通り、暗闇を抜けて未来の光へと進んでいる。
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