[公開練習]2026.9.10
マーク・ビセレスが人生を懸けて世界に挑む
IBF(国際ボクシング連盟)ライトフライ級12位のマーク・ビセレス(30=駿河男児)が10日、静岡県富士市内のジムで公開練習に臨み、世界初挑戦に向けて順調な仕上がりを披露した。
ビセレスは、9月26日(土)、静岡・ふじさんめっせ産業振興センターで開催される「ふじのくに Professional Boxing 9」のメインイベントで、王者のタノンサック・シムシー(26=タイ/グリーンツダ)に挑戦する。8歳から追い続けてきた夢をかなえるため、地元・静岡のリングで大一番に臨む。
念願の世界戦を迎えるビセレスは、「前島正晃会長、スポンサー、中野裕司トレーナー、そしてチャンピオンのタノンサック選手をマネジメントするグリーンツダジムの会長に、本当に感謝しています。私は世界チャンピオンになることを目標に、8歳からボクシングを頑張ってきました。試合が決まってから、たくさんの選手とスパーリングをしていて、調子はとても良いです」と、充実した表情を浮かべた。
王者については、「タノンサック選手は、パワーのある強いボクサーだと思っています。人生で一度あるかないかのチャンスなので、全力を尽くして勝ちます!」と、決意を口にした。
コンビを組む中野トレーナーは、「タノンサックはスタミナがあり、気持ちも強いチャンピオン。ただ、穴がないわけではない。そんなチャンピオンに挑戦できることをうれしく思います。強いといっても同じ人間。作戦は言えませんが、勝つ準備はできています」と、王者攻略に自信を示した。
さらに、「マークは、言ったことがすぐにできる器用な選手で、成長が早い。初めてミットを持った時に、世界王者になれる選手だと思った。もちろん絶対に勝ちます」と、教え子の可能性を強調した。
会見後には、ロープ2ラウンド、シャドーボクシング3ラウンド、サンドバッグ打ち2ラウンドを消化。さらに、アマチュア67戦51勝(6RSC)16敗の実績を持ち、B級プロテストに合格した溝口勢十朗(24=パンチアウト)と3ラウンドのスパーリングを披露した。
磨き上げてきた技術と勝利への執念を拳に込め、ビセレスが静岡から世界の頂点を目指す。
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