[世界戦発表会見]2026.7.10
静岡初の世界王者へ! マーク・ビセレスが夢の舞台に挑む
OPBF東洋太平洋ライトフライ級王者でIBF(国際ボクシング連盟)同級13位のマーク・ビセレス(30=駿河男児)が10日、静岡県庁で開かれた記者会見に出席し、次戦に向けた意気込みを語った。
ビセレスは、9月26日(土)、静岡・ふじさんめっせ産業交流展示場で開催される「ふじのくに Professional Boxing 9」で、IBF世界ライトフライ級王者のタノンサック・シムシー(26=グリーンツダ/タイ)に挑戦する。引退を経てリングに戻り、わずか約1年半で世界初挑戦の舞台にたどり着いた。
日本のジム所属選手による静岡での世界戦は35年ぶり
日本のジム所属選手が静岡県で世界タイトルマッチに臨むのは、平野公夫氏がWBC世界ミニマム級王者のリカルド・ロペス(メキシコ)に挑戦して以来、約35年ぶり。静岡のボクシング史に新たな1ページが刻まれる。
フィリピンの名門・オメガジムで10年間活動していたビセレスは、一度は現役を引退し、駿河男児ジムでトレーナーを務めるため昨年1月に来日。しかし、ボクシングへの情熱が再燃し、昨年5月に現役復帰。今年4月にはOPBF王座を獲得し、世界挑戦の切符をつかんだ。
世界初挑戦を控えるビセレスは、「グリーンツダジムとタノンサックチームの皆様に感謝しています。タノンサック選手はアグレッシブでプレッシャーの強い素晴らしいチャンピオン。しっかりと対応できる練習を積み、この貴重なチャンスにベストを尽くしたと言える準備をして臨みます。世界チャンピオンになります!」と力強く決意を語った。
駿河男児ジムの前島正晃会長は、「静岡県のジム所属選手による世界挑戦、そして静岡県東部での世界タイトルマッチ開催は初めて。ジム設立以来掲げてきた『静岡県から偉大な世界チャンピオンを何人も誕生させ、地域に夢と活力を届ける』という目標に向けた第一歩となる舞台を、16年目でようやく用意することができました。あとはマークに夢を託します」と期待を寄せた。
王者タノンサックは、大阪のグリーンツダジム所属で今回が2度目の防衛戦。今年4月には指名挑戦者のコルドバ(メキシコ)を2回KOで退け、王者としての実力を改めて証明した。
スピードを活かした連打に加え、勝機を逃さない勝負勘、終盤まで衰えないスタミナと精神力を兼ね備えた完成度の高いチャンピオンだ。
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