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OPBF東洋太平洋ライトフライ級タイトルマッチが4日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第2競技場)で開催された「HIC Presents CRASH BOXING vol.32」のセミファイナルで行われ、チャンピオンのタノンサック・シムシー(24=グリーンツダ/タイ)と挑戦者で同級10位のジョン・ポール・ガブニラス(23=比)が対戦した。
タノンサック初防衛に成功!
丁寧にワンツーで右ストレートを顔面に集めたタノンサックだったが、勢いのあるガブニラスは、左フックの振り下ろしと、躊躇なく打ち込んできた左ボディで試合を組み立て、タフネスぶりを披露した。それでも、右で顔面をとらえたタノンサックが左のフォローでダメージを追加、ガブニラスの顔面を一気に叩いたところで、レフェリーが試合を止めた。
世界挑戦の実現に向けて動きだす!
タノンサックは、「ありがとうございます。初防衛できて嬉しい。スピードが足りなかったが、KOできたのは完璧なパンチ。今後は世界戦をしたい。みんなのために世界チャンピオンを目指して頑張ります」と、リング上での勝利者インタビューに答えた。
グリーンツダのサポートに感謝したタノンサック
控え室に戻ったタノンサックは、グリーンツダジムの本石昌也会長らに笑顔で迎え入れられると、感謝の気持ちを伝えた。本石会長は、タノンサックの年内のプランとして、「世界ランキングも上位に入っているので、世界戦を用意したい。挑戦者決定戦もあり得る」と、世界に向けて準備をするとした。
レフェリーストップ!
この日の試合に関して、タノンサックをサポートしてきたグリーンツダ陣営からは、「相手はタフだった。左フックが怖かった」と、レフェリーストップにホッとした様子で「OPBF10位以上の実力があった」とフィリピンからの刺客を称えた。
採点表