試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
11月3日にWBA世界ライトフライ級スーパーチャンピオン京口紘人(ワタナベ)に挑戦する予定だったタノンサック・シムシー(タイ)が23日、オンライン会見を開いた。チャンピオンの京口が試合前日のPCR検査で陽性と診断されたことで急きょ中止が発表された世界戦に関して、会見の冒頭、日本国内でのプロモーション契約を結んでいるグリーンツダジムの本石昌也会長は、来年春ごろに延期開催する取り決めをワタナベジムと書面で交わしたことを伝えた。この席で本石会長は、ワタナベジム主催する世界戦興行に関して、「タノンサックが京口チャンピオンの防衛戦の第一候補に変わりはなく、世界戦はあくまでも延期」と話した。ただ、現在スーパーチャンピオンの座にある京口に対して、WBA(世界ボクシング協会)が指名挑戦者との対戦やレギュラーチャンピオンとの王座統一戦などを決めた場合には、その限りではない。
コロナ禍の影響でオンライン会見
12月26日の延期開催を模索していたワタナベジムだが、コロナ禍の影響で年内の興行開催を自粛を決定した。それでも、タノンサックはグリーンツダジムでトレーニングを継続、階級差のある同ジムの選手のスパーリング相手を務めるなどしていた。
タノンサックは2月に調整試合
明日24日に関西空港からタイに帰国するタノンサックとトレーナーのスリヤン氏、マネージャーのプーム氏は昨日、帰国のためのPCR検査を受けて今日、陰性結果証明書を受け取った。
いったん帰国した後、来年2月ごろにタイで調整試合を挟んで、世界挑戦のチャンスを待つ予定のタノンサックは「試合ができなかったのは残念だけど、京口選手、元気になったら試合をしましょう」とコメントした。