[インタビュー]2026.3.25
「首の皮一枚」からの再出発。狩野ほのかが見据える世界への道
OPBF東洋太平洋アトム級王者の狩野ほのか(31=TEAM10COUNT)は、4月7日(火)、後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル153」で、同級15位の佐藤香実(28=厚木ワタナベ)を迎えて3度目の防衛戦に臨む。
狩野は昨年11月、樋口藍(23=一力)との防衛戦で苦戦の末、引き分けでベルトを死守した。WBO(世界ボクシング機構)アトム級1位に位置し、世界挑戦へ向けてカウントダウンに入る立場だが、その視線は決して浮ついていない。
「あの内容が世界戦でなくて良かった」。苦いドローをそう振り返る王者は、自身の未熟さと真正面から向き合ってきた。負けに等しい引き分け――。その事実を曖昧にせず、「二度と、ああいう試合はしない」と胸に刻んだ時間が、今回の防衛戦につながっている。
■今回がOPBF3度目の防衛戦になります。
狩野 前回の試合は納得のいく動きができませんでした。ただ、正直に言えば、あの内容が防衛戦で良かったと思っています。
■と言いますと?
狩野 世界挑戦であのような戦いをしていたら、ずっと後悔が残ったと思います。引き分けでしたが、良い経験とは言えません。ただ、あの経験をしたからこそ、二度とああいう試合はしないと心に決めました。前戦は苦い思い出で、できることなら消したい過去です(苦笑)。
■樋口選手の戦術に苦しみました。
狩野 過去一番の準備をして臨みましたが、初回が終わった時に「これはヤバいな」と感じました。やはり上手かったです。自分のボクシングをさせてもらえず、試合中もずっと悩んでいました。正直、負けるとしたらこの試合だなと思ったほどで、これまでで一番不安でした。
■それでも引き分けで凌ぎました。
狩野 本当に首の皮一枚つながったという感覚です。引き分けと負けでは雲泥の差がありますから。内容的には負けのような引き分けでした。だからこそ、あの試合があったから今があると、より一層気合いが入っています。
■現在は、WBO世界ランキング1位です。防衛戦については?
狩野 世界戦ができるならやりたい気持ちはありますが、やりたいと言ってできるものではありません。防衛戦だから嫌だということはなく、タイトル戦でもノンタイトル戦でも、試合ができること自体に感謝しています。試合でしか学べないことがありますし、勝ち続けてチャンスを待つしかないと思っています。
続きはインタビューへ
シェアする
LINEで送る
// google adsence
if(empty($_SESSION['login'])){
//echo $googleAdsense_multiplex;
//echo $googleAdsense_infeed;
}
?>