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WBC(世界ボクシング評議会)女子ライトフライ級王者のイセニア・ゴメス(23=メキシコ)が29日(日本時間30日)、メキシコ・キンタナロ州カンクンで挑戦者ビクトリア・ポロ(34=メキシコ)を相手に2度目の防衛戦を行った。
ゴメスが判定勝ち
初回からゴメスが右ストレートから連打でペースを握りポイントを加点。失点したポロは4回にショートパンチで反撃に転じた。後半はゴメスが距離を作りワンツーで攻め立てるのに対し、ポロはプレスをかけてショートパンチで応戦した。試合はゴメスが僅差判定勝ちした。今年2月に塙英理加(UNITED→引退)に競り勝ったのに続き、タイトルを防衛したゴメスは24戦16勝(6KO)5敗3分、ポロは13戦8勝(2KO)5敗とした。
左:サントーヨ 右:チャベス
セミファイナルでは元世界3階級制覇王者のフリオ・セサール・チャベス氏の次男、オマール・チャベス(29=メキシコ)がミドル級10回戦でオシール・サントーヨ(24=メキシコ)と対戦した。チャベスは相手のジャブ、ワンツー左フックを浴びてロープを背負う苦しい展開。父のフリオ氏がコーナーに近寄り檄を飛ばすが、スタミナのキレたチャベスは見せ場を作れず判定負けを喫した。チャベスは45戦38勝(25KO)6敗1分、サントーヨは13戦11勝(8KO)1敗1分とした。