[試合後会見]2025.7.5
李健太! アジア3冠王者に向けて

日本スーパーライト級王者の李健太(29=帝拳)が5日、後楽園ホールで開催された「DYNAMIC GLOVE on U-NEXT Vol.34 」のメインイベントに出場、142lb(約64.4s)契約10回戦で前フィリピン同級王者のリマール・メツダ(31=比)と対戦した。
スーパーライト級アジア3冠王者に向けて、前哨戦に臨んだ李に注目が集まった。
サウスポー同士の一戦、序盤は李がリードをキープしてワンツーと右ボディを駆使し、相手の反撃を抑える。中盤からは上下打ち分け、ボディ攻撃と連打でリードを築き、終盤も気持ちのこもった攻撃を展開。時折、メツダの左フックを浴びた李だが、最後までペースを渡さなかった。
大差判定勝ちでメインベントを締めた李だが、試合後の控室では浮かない表情だった。2週間前のスパーリングで左拳を痛めてしまい、残り1週間は、ほぼ左を使わない状態で、この日を迎えたという。李は「上手く試合を運べたが、言い訳はしたくないけれど、ラッシュをかけた時に左手が痛くなってしまった。効いたパンチはなかったが、見栄えが悪かった。今日の試合で、収穫はないかな…」と反省の弁を述べた。
現在、OPBF東洋太平洋とWBOアジアパシフィックで1位にランクされており、指名挑戦者として2冠王者のキム・ジュヨン(35=韓国)に挑戦することは濃厚だが、「挑戦させてもらえるのか? 会長に(挑戦の)許可をもらえるように精進していくだけ」と語った。
一方、粘り強さを見せたメツダは、「相手は距離が遠くて、接近してもクリンチワークが上手かったので、プラン通りにいかなかった。パンチはブロックできていたものの、左ストレートへの対応が難しかった。4ラウンドで左親指を痛めてしまったが、最後まで気持ちは折れなかった」と、淡々と試合を振り返った。
続けて、「いつどこでも、誰とでも試合をする。声がかかれば、日本でも試合をやるつもり」と、ファイターとしてのプライドを示した。
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