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[試合後談話]2025.8.4

ライト級2戦目の木村吉光に試練

ライト級2戦目の木村吉光に試練

 元WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王者の木村吉光(28=志成)が4日、後楽園ホールで開催された「LifeTime Boxing Fights28」セミファイナル、ライト級8回戦でファン・ションカン(27=中国)と対戦した。
ファン・ションカン(中国)が勝利
 木村が左ボディから左ボディで先制するも、ファンは被弾をものともせず、右オーバーハンド、左フックで反撃。中盤、激しい打撃戦で一進一退の攻防の末、試合終了のゴング。ジャッジに委ねられた採点は、ファンに軍配に上がった。
「思うように体が動かなかった」
 判定で敗れた木村は、自らのパフォーマンスに失望すると、「思うように身体が動かなかった。いつもなら1〜2ラウンドで温まって、ラウンドごとにギアが上がっていくのに、今回は最後まで上がらなかった」と、コンディションの不調を振り返った。

 また、「相手のパンチは受け流していたので、効いたものはなかったが、見栄えが悪く、相手にポイントが流れるのは納得している。落ち着きすぎていて、前のような勢いがなかった」と、自身の戦いぶりに厳しい評価を下した。

「勝てる試合を落としてしまった」

 最後に「今までで一番、ショックを受けている。勝てる試合を落としてしまい、応援してくれた皆に申し訳ない。かっこ悪い試合だった。今後のことはいろいろ考える」と、言葉を絞り出し会見を終えた。
「力んでいた」野木丈司トレーナー
 野木丈司トレーナーは、「1ラウンド目から疲れが見えた。調整はいつも通りにやれていたと思うんだけどね」と、木村の異変について切り出すと、「これまでも指摘してきた“力み”が今回も見えた。細かいパンチを混ぜて、前でボクシングをするように伝えていたけど、それが出なかった」と振り返った。

 しかし、「もしかすると、ボクシングに対する“恐怖”が出てきたのかもしれない。そこが、以前とは違っていた。ただ、その恐怖は、成長する上で必要な要素」と前向きな言葉で締めくくった。
「勝てるとは思っていなかった」
 殊勲の勝利を挙げたファンは、「後楽園で試合に勝ててハッピー。呼んでくれたプロモーターに感謝している」と笑顔を浮かべ、「木村が強いのは知っていたし、経験のつもりでこの試合を受けた。正直、勝てるとは思っていなかった」と率直な思いを明かした。

 今後については「まずはゆっくり休んで、プロモーターから声がかかれば、また試合をしたい。木村選手にもまた強くなって戻ってきてほしい」と、相手への敬意を口にした。
リ・ハンキ(中国)がKO勝ち!
 この日は、中国人選手の奮闘ぶりが目立った。第2試合スーパーウェルター級8回戦では、リ・ハンキ(29=中国)が小林柾貴(26=角海老宝石)と激突。初回からリが力強い左右フックで攻め立てて攻勢。懸命にパンチを返した小林だが、リが攻撃の手を緩めず。4回終了時、小林陣営が棄権を申し出た。

 試合後、取材に応じたリは、「相手はアグレッシブなボクサーで、自分も負けないように前に出た。『はじめの一歩』が好きで、後楽園ホールで試合をするのが夢だった。ここで勝てて本当にうれしいです」と目を輝かせ喜びを語った。

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