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[前日計量]2025.1.17

フェザー級の陣! 中野幹士vs英洸貴!

 OPBF東洋太平洋フェザー級タイトルマッチの前日計量が17日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)本部事務局で行われ、王者の中野幹士(29=帝拳)と同級12位の英洸貴(はなぶさ・ひろき/26=カシミ)が計量に臨んだ。

 フェザー級注目の一戦は、明日(18日)、後楽園ホールで開催される「第28回 WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のメインイベントとして行われる。

中野幹士(帝拳)57.1kg
 中野は、昨年9月の王座決定戦で戴冠し、これが初防衛戦となる。フェザー級リミットの57.1kgでクリアした中野は、「相手が(実力が知られている)日本人選手なので、力を証明しやすい」と英との対戦を歓迎し、「正統派でまとまっていて、頑張るタイプ。相手の勢いに飲まれないようにしたい」と警戒した。
「もちろんKOを狙う」
 現在、主要4団体(WBA、WBC、IBF、WBO)で世界ランキング入りを果たしている中野だが、「まだ世界ランカーの実力があるとは思っていない。ただ、世界ランキングに入っているだけ」と冷静に現状を見つめている。

 11戦全勝(10KO)と高いKO率を誇る中野は、「しっかりと力の差を見せる。もちろんKOを狙う」と言葉に力を込めた。
英洸貴(カシミ)57.1kg
 一方、挑戦者としてリングに上がる英も、57.1kgで計量を終えた。「3〜4日前にリミットに入っていて、バッチリと仕上がった」と万全のコンディションに自信を示した。
「能登半島の方々に勇気を与えたい」
 昨年の元旦に能登半島地震が発生。金沢市に住む英は被害が少なかったが、知人の家は全壊し、金沢市に引越しをしてきたという。「仕事で能登に行くが、感じるものがある。自分が活躍することで勇気を与えたい。不利予想だが覆す」と思いを込めた。

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