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WBO(世界ボクシング機構)ヘビー級暫定タイトルマッチが14日(日本時間15日)、英国・ハックニー・ウィックのクーパー・ボックス・アリーナで開催された。暫定王者のジョー・ジョイス(37=英)が、WBO同級12位ジレイ・ジャン(39=中国)を相手に、暫定王座の初防衛戦に臨んだ。
ジャンが左目を潰してTKO、アジア系初のヘビー級世界王者に
サウスポーの挑戦者ジャンは初回から攻め込むと、2回にも左を打ち込み先制。暫定王者ジョイスは、ペースを上げて応戦するも、ジャンは左ストレートでダメージを与えていった。ラウンドが進むにつれ、ジャンの左でジョイスの右目は青黒く腫れ上がると、迎えた6回、レフェリーのチェックが入り、試合をストップ。ジャンが6回1分23秒、レフェリーストップにより、暫定ながら世界初載冠を果たした。
アジア系初の(中央アジアを除く)ヘビー級世界王者に輝いたジャンの戦績は、27戦25勝(20KO)1敗1分。王座を失い初黒星となったジョイスは、17戦16勝(15KO)1敗とした。