井上尚弥のライバルWBA暫定王座決定戦アフマダリエフvsエスピノサ

　元世界スーパーバンタム級統一王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)が日本時間15日、モナコ・モンテカルロのサル・デ・ゼトワールでWBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦を行う。その前日計量が行われ、WBA同級8位のリカルド・エスピノサ(27=メキシコ)と秤の前で対峙した。

*WBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦、アフアマダリエフvsエスピノサ戦は、日本時間の15日、午前3:30より生配信される。

　スーパーバンタム級リミット55.3kgを、アフマダリエフは400g少ない54.9kgでパス。エスピノサは、200gアンダーの55.1kgでクリアした。

　アフマダリエフは昨年4月、マーロン・タパレス(32=フィリピン)にまさかの1-2判定負けで2冠統一王座を奪われた。その後、同年12月にケビン・ゴンザレス(27=メキシコ)に8回TKO勝利で、WBA同級王座挑戦権を獲得。1年ぶりのリングで暫定ながら、スーパーバンタム級王座に再挑戦することになった。

　対するエスピノサは、2019年にWBAバンタム級暫定王座決定戦で世界初挑戦をするも、ジョンリル・カシメロ(35=フィリピン)に12回KO負け。今回が2度目の世界挑戦となる。