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米国ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・リゾート&カジノ内にあるミケロブ・ウルトラ・アリーナで25日(日本時間26日)、PBCがトリプル世界戦を開催した。
マティアスが棄権に追い込むTKO勝利でV1
IBF(国際ボクシング連盟)スーパーライト級タイトルマッチ、王者サブリエル・マティアス(31=プエルトリコ)と同級3位ショファホン・エルガシェフ(31=ウズベキスタン)の試合は、初回からサウスポーの挑戦者エルガシェフがパンチをドンドンと上下に打ち込めば、マティアスもガードを高く上げて前にプレッシャーをかけていく、スリリングな展開。エルガシェフは連打を打ち込むも、ラウンドが進むにつれマティアスが距離を縮めては、フックを振るい追い込んでいく。そして5回には、マティアスのプレッシャーと連打が流れを掌握すると、6回開始と同時にエルガシェフが首を振り棄権。マティアスが6回2秒TKO勝利で、V1に成功した。
ローチが世界初載冠
WBA(世界ボクシング協会)スーパーフェザー級タイトルマッチ、王者ヘクター・ルイス・ガルシア(32=ドミニカ共和国)と同級1位レイモント・ローチ(28=米)の対決も注目を集めた。
サウスポーの王者ガルシアと挑戦者のローチは、慎重な立ち上がりを見せると、パンチの交換が少ないまま中盤に入った。その後も、待ちのガルシアに対して、ローチもサウスポーの距離を掴めないまま進んだ。すると11回、ローチが右ストレートでガルシアの腰を落とし、チャンスを作ると攻め込み、最終回には左フックで、とうとうダウンを奪い試合終了。判定は割れたが、2-1(114-113、116-111、113-114)でローチが勝利。世界王座奪取を果たした。
サウスポーの王者ガルシアと挑戦者のローチは、慎重な立ち上がりを見せると、パンチの交換が少ないまま中盤に入った。その後も、待ちのガルシアに対して、ローチもサウスポーの距離を掴めないまま進んだ。すると11回、ローチが右ストレートでガルシアの腰を落とし、チャンスを作ると攻め込み、最終回には左フックで、とうとうダウンを奪い試合終了。判定は割れたが、2-1(114-113、116-111、113-114)でローチが勝利。世界王座奪取を果たした。