女子ヘビー級4冠戦シールズvsダニエルズ

WBA・WBC・WBO・IBF女子世界ヘビー級4冠統一王者クラレッサ・シールズ(30=米)が日本時間の27日、米国・デトロイトで、現IBF女子世界ライトヘビー級王者ラニ・ダニエルズ(37=ニュージーランド)を相手に、世界女子ヘビー級4団体の防衛戦に臨んだ。

　4団体統一王者のシールズは、序盤からスピードと正確なコンビネーションでペースを掌握。鋭いジャブとボディ攻撃でリズムを刻み、挑戦者ダニエルズに有効打を許さない完璧なディフェンスを見せた。中盤以降も一方的な展開が続き、ダニエルズは懸命に反撃を試みるも、終始押され続ける展開に終始し、試合終了。3-0(100-90、99-91)でシールズが4本のベルトの防衛に成功した。

　試合後、シールズは「ヘビー級での戦いは楽しい。あと2試合はこの階級で戦いたい」とコメントし、さらなる活躍に意欲を見せた。