シールズが世界女子3階級4団体統一に臨んだ!

　WBC世界女子ヘビー級王者クラレッサ・シールズ(29=米)が米国時間2日、米国・フリントで3階級目の女子世界4団体制覇に臨んだ。この試合は、アマチュア世界選手権で金メダルを獲得したことのあるダニエラ・パーキンス(42=米)を相手に、シールズが保持するWBC王座とWBA、IBF、WBOの王座決定戦を加えた、ヘビー級4冠王座統一戦として行われた。

　サイズで上回るサウスポーのパーキンスが、初回からジャブから左ストレートを打てば、シールズも打ち終わりを狙った。その後は、シールズが力強く連打すると、3回の開始時にシールズが右フックを効かせて一挙に攻めた。5回に入ると、シールズはジャブも当てて更に優位に試合を進め、試合は終盤戦に突入。9回にパーキンスは左を当て反撃、しかし最終回、残り僅かなところでシールズがカウンターの右フックを直撃させ、パーキンスからダウンを奪って試合が終了。3-0(100-89、97-92、99-90)の判定でシールズが勝利し、3階級目となるヘビー級4団体王座統一に成功した。