佐々木尽「待ってろ世界!」6.19(木)歴史が変わる!

　会場のファンに「待ってろ世界!」の掛け声を呼びかけると、佐々木が叫んだ後に、観客席からの「待ってろ世界!」の声援が鳴り響いた。

　この日、リングサイドでIBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級3位の力石政法(30=大橋)の世界戦を観戦した佐々木は、「序盤からどちらが勝ってもおかしくない入りで、3週間後に控える僕の世界戦と照らし合わせて見ていました。やっぱり自分が『もし、この瞬間にリングに立っているとしたら』を考えたら、ワクワク感と緊張感で変な感じになりながら同じ日本人である力石選手の試合を応援させていただきました。ヌニェス選手は強い選手にも関わらず、力石選手は打たれて効いても全然心が折れることもなく、最後まで勝とうという姿にすごく刺激をもらいました。力石選手、本当にお疲れ様でした。3週間後の世界戦に向けてすごく良いものを目に焼き付かせていただいたので、日本人初の世界ウェルター級王座を獲るために人生賭けて挑みます」と感想を語り、大一番に向けて気持ちを高めた。