国本陸と竹迫司登のぶつかり合いに期待!

　日本・WBOアジアパシフィック・ミドル級王者の国本陸(27=六島)とWBO-AP同級2位の竹迫司登(33=ワールドスポーツ)が13日、ホテル日航大阪で行われた記者会見で意気込みを語った。

　WBOアジアパシフィック王座戦は、12月15日(日)、大阪・住吉スポーツセンターで開催される「U-NEXT BOXING」で決行される。

　チャンピオンとして迎え撃つ国本は「バッチリと仕上がった。負ける気がしない。練習をやってきたことを信じて戦う」と、リベンジに力を込めた。

　国本は2021年5月、5戦目で当時の日本王者の竹迫に挑戦したが、初回KO負けを喫した。その後、日本王座とWBO-AP王座を獲得し負けなしで再び拳を交える。これまでのインタビューで何度も「竹迫さんに勝ってこそ、真のチャンピオン」と公言しており、この試合に懸ける思いは強い。

　チャレンジャーとしてリングに上がる竹迫は「(国本選手は)体を作ってきて、自分のスタイルを確立してきた。強打をミートすることを心掛けてきた。パワーだけではなく力の差を見せる」と、返り討ちに自信を示した。