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三迫ジム所属の田中公士(28)と堀川龍(19)が17日、中国・上海で開催された第5回日中戦に出場し、田中はWBA(世界ボクシング協会)フライ級4位のウラン・トロハツ(26=中国)が保持するWBAインターナショナル・フライ級王座に、堀川はWBO(世界ボクシング機構)ユース・ライトフライ級王者シャン・リー(21=中国)に挑んだ。
左:リー 右:堀川
プロ3戦目の堀川は、サウスポー王者に対しテンポよく攻撃を重ね、ダウン寸前にまで追い込む場面もあったが、リーも最後まで右フック、左アッパーを返し王者の意地を見せた。善戦した堀川だが、判定はドローとなり、リーが初防衛に成功した。WBO世界同級15位にランクされるリーの戦績は11戦7勝(2KO)2敗2分。
左:トロハツ 右:田中
続けて行われたWBAインターナショナル戦は、序盤にサウスポー田中との距離を見切ったトロハツが、5回に右ボディストレートから一気に畳み掛けダウンを奪うと、この回終盤にもボディ連打で倒しTKO勝ち。今年3月に山内涼太(角海老宝石)と空位の王座を争い、判定勝ちで戴冠したトロハツは2度目の防衛に成功し、戦績を17戦13勝(6KO)3敗1分とした。
このほか、国内ジム所属の3選手が出場したが、渡辺大和(カシミ)が判定負け、花田太一(筑豊)が初回TKO負け、日本スーパーバンタム級15位の英洸貴(カシミ)が判定ドローとなり、日本は3敗2分に終わった。
このほか、国内ジム所属の3選手が出場したが、渡辺大和(カシミ)が判定負け、花田太一(筑豊)が初回TKO負け、日本スーパーバンタム級15位の英洸貴(カシミ)が判定ドローとなり、日本は3敗2分に終わった。