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日本ライトフライ級8位の芝力人(23=RK蒲田)と川畑嗣穂(かわばた・しすい/23=ワタナベ)による日本ユース・ライトフライ級王座決定戦が13日、後楽園ホールで開催された「FUJI BOXING A-sign.Bee.22」で行われた。ともにアマチュア出身で無敗同士による一戦は、初回から大きく動いた。
芝が日本ユース新王者に輝いた
サウスポー川畑がサークリングしながらジャブから左ストレートをヒット。しかし、芝の右カウンターが炸裂し早くもダウンを奪った。ラウンド終盤、芝はヒッティングで左目上をカットした。2回、川畑は積極的な攻撃で相手の顔を弾き反撃。4回も川畑は上下に打ち分け、5回にはボディ攻撃が功を奏し攻勢。しかし6回、距離を詰めたところで芝の右アッパーがカウンターで入りガクッと腰を落とした。するとラスト2ラウンドは芝が力強いパンチでポイントを奪い、ジャッジ3者の支持を得て新チャンピオンに輝いた。
次は日本王座挑戦者決定戦
デビューからの連勝を4に伸ばした芝は、「ダウンを奪ったカウンターは狙っていた。ダウンを奪ってから倒せると攻め急いでしまった。集中力と狙い過ぎることを修正したいきたい。カットしたのは初めてだったが、これがプロの試合なんだなと思った。勝って良い経験ができた」と反省の弁が口を突いた。
次戦は12月に名古屋で同級1位の矢吹正道(緑)との日本タイトル挑戦者決定戦を行う芝は、「必ず勝ってタイトル戦にコマを進めたい」と拳を握った。
次戦は12月に名古屋で同級1位の矢吹正道(緑)との日本タイトル挑戦者決定戦を行う芝は、「必ず勝ってタイトル戦にコマを進めたい」と拳を握った。
再起を誓った川畑
一方、ダウンから挽回するも惜敗した川畑は、「相手の大振りのパンチを先にもらってしまった。ボディを効かせることができたが、自分も効いていたので仕留め切ることができなかった。細かいところで差がついた」と声を振り絞った。
採点表