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日本バンタム級11位の南出仁(25=セレス)が100qマラソンに挑戦することがわかった。新型コロナウィルスの影響で暗いニュースが続く中、勇気を与えたいと立ち上がった。7月18日(土)午前5時に千葉県松戸駅前からスタートしてゴールは神奈川県小田原駅を予定している。
南出は、100qマラソンにかかわる経費をクラウドファンディングで募っている。18日に電話取材に応じた南出に心境を聞いた。
南出は、100qマラソンにかかわる経費をクラウドファンディングで募っている。18日に電話取材に応じた南出に心境を聞いた。
チャレンジする姿を見てほしい
「新型コロナウィルスの影響で暗いニュースが続く中、野球選手やサッカー選手が活動しているのを見て自分にも何かできないかなと思った。チャレンジすることで少しでも勇気を与えたい」と、5月中旬に決断した。昨年、フルマラソンの距離(42.195q)を走破したが、100qは走ったことがなく未知数だ。
1日20q以上走る
南出は「6月のこの暑さでキツいのに7月はどのくらい暑くなるのか…。絶対に完走しないといけないのでプレッシャーがかかりますが頑張ります。やっぱりプロボクサーはすごいんだ、という走りを見せたい」と、若干の不安を抱えながらも、プロとしての意気込みを見せて完走を誓った。現在はボクシングのトレーニングは行わず、1日2回のランニングで調整している。
初黒星からの復活を誓った
南出は昨年11月に行われた「GOD'S LEFTバンタム級トーナメント準決勝」で中嶋一輝(27=大橋)に初回TKO負けを喫した。試合後はショックを隠し切れず夢にも出てきたというが、小林昭司会長から「上にいってからの敗戦は取り戻すのに時間がかかるから、(負けたのは)今でよかった。ポジティブにいこう」と言われ、「『この負けがあったから今がある』と言えるような活躍をしていく」と、気持ちを切り替えたようだ。
名前を覚えてもらいたい
新型コロナウィルスの影響で次戦は未定だ。南出は「今回の100qマラソンを通じて応援してくれる方に『南出はこういうこともしている』と知ってもらえたらと思うし、少しでも名前を覚えてもらえたい」と、思いを口にした。