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今週の注目試合は7月7日に行われるこの2つ。米国・カリフォルニア・フレズノで行われるWBC(世界ボクシング評議会)スーパーライト級王者ホセ・カルロス・ラミレス(21=米国)が同級15位ダニエル・オコナー(33=米国)を迎えるV1戦、そしてカザフスタン・アスタナで行われる元世界2階級制覇王者でWBA(世界ボクシング協会)クルーザー級2位のベイブト・シュメノフ(34=カザフスタン)とWBA同級3位のヒズニ・アルツカヤ(30=トルコ)の間で行われるWBA世界クルーザー級王座決定戦だ。
◎7.7(日本時間8日)
WBC世界スーパーライト級タイトルマッチ12回戦
会場:米国・カリフォルニア・フレズノ
王者
ホセ・カルロス・ラミレス(21=米国)
22戦22勝(16KO)
vs
WBC同級15位
ダニエル・オコナー(33=米国)
33戦30勝(11KO)3敗
◎7.7(日本時間7日)
WBA世界クルーザー級王座決定12回戦
会場:カザフスタン・アスタナ
王者
ベイブト・シュメノフ(34=カザフスタン)
19戦17勝(11KO)2敗
vs
WBA同級3位
ヒズニ・アルツカヤ(30=トルコ)
31戦30勝(17KO)1敗
◎7.7(日本時間8日)
WBC世界スーパーライト級タイトルマッチ12回戦
会場:米国・カリフォルニア・フレズノ
王者
ホセ・カルロス・ラミレス(21=米国)
22戦22勝(16KO)
vs
WBC同級15位
ダニエル・オコナー(33=米国)
33戦30勝(11KO)3敗
◎7.7(日本時間7日)
WBA世界クルーザー級王座決定12回戦
会場:カザフスタン・アスタナ
王者
ベイブト・シュメノフ(34=カザフスタン)
19戦17勝(11KO)2敗
vs
WBA同級3位
ヒズニ・アルツカヤ(30=トルコ)
31戦30勝(17KO)1敗
WBC・S・ライト級タイトルマッチ ラミレス vsオコーナー
今年3月に決定戦でアミール・イマム(米国)を12回判定で下して戴冠を果たしたラミレスはWBC暫定王者のレギス・プログレイス(米国)との団体内統一戦をWBCから命じられた。しかし、プログレイスが賞金トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」のスーパーライト級トーナメントに参戦することが決定しており、両者の直接対決は先延ばしになる模様だ。一方、オコーナーは2015年10月に1回KO負けを喫してからは4連勝(1KO)を収めている。21歳のスター候補ラミレスの試合ぶりに注目が集まる試合となりそうだ。
WBAクルーザー級決定戦 シュメノフvsアルツカヤ
元2階級制覇王者のシュメノフは昨年6月、眼疾のため同王座を返上して引退していたが、治癒したことで戦線復帰を決意。一方のアルツカヤはレコードこそ素晴らしいが強豪との対戦は皆無で、唯一といえる世界的な選手との対戦(元WBO王者クシシュトフ・グロワキ)では3度のダウンを喫して5回終了TKOの完敗という結果に終わっている。今年1月、6連敗中の選手に6回判定勝ちを収めて再起を果たしている。この勝利が評価されたとは思えないが、5月のランキングではグロワキのふたつ上の3位に飛び込んできた。
WBAのクルーザー級は7月21日にWBSS決勝を控えるスーパー王座にIBF王者でもあるムラト・ガシエフ(ロシア)が君臨し、暫定王者にアルセン・グラミリアン(アルメニア/仏)、休養王者にデニス・レベデフ(ロシア)がいる。シュメノフ対アルツカヤの対戦はレギュラー王座決定戦となっており、WBAだけで同一階級に4王者が存在することになりそうだ。「1階級にひとりの王者」という当たり前の理想を掲げるWBAはまだまだ遠い話となりそうだ。
WBAのクルーザー級は7月21日にWBSS決勝を控えるスーパー王座にIBF王者でもあるムラト・ガシエフ(ロシア)が君臨し、暫定王者にアルセン・グラミリアン(アルメニア/仏)、休養王者にデニス・レベデフ(ロシア)がいる。シュメノフ対アルツカヤの対戦はレギュラー王座決定戦となっており、WBAだけで同一階級に4王者が存在することになりそうだ。「1階級にひとりの王者」という当たり前の理想を掲げるWBAはまだまだ遠い話となりそうだ。