六島ジム精鋭が箕面市でハードトレニング

　六島ジムの6選手が16日から18日まで、大阪・箕面市で走り込み合宿を行っている。身体作りと心肺機能向上を目的とし、急勾配の山道を15�q、グラウンドでのインターバル走など、朝と夜の2部練習で徹底的に追い込んでいる。

　参加メンバーは、IBF(国際ボクシング連盟)バンタム級1位の西田凌佑(27)、日本ミドル級王者の国本陸(26)、日本スーパーフライ級1位の古谷昭男(25)、日本スーパーバンタム級2位のデカナルド闘凜生(27)、日本フェザー級12位の山�ｱ海斗(25)、A級ボクサーの高埜響(24)。

　IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(31=プエルトリコ)への挑戦を予定している西田は「今回の走り込みでしっかりと足腰を鍛えて、いつ試合が決まっても戦えるように準備していきます」と、初挑戦での世界タイトル獲得に意欲を示した。

　武市晃輔チーフトレーナーは「チャンピオンのロドリゲスに対し、まずはフィジカル、スタミナで上回りたい」とコメントを寄せた。

　チャンピオンとしての安定感が出てきた国本は「いつ試合が決まってもいいように、しっかりと走り込みます」と意気込んだ。国本は、来年のチャンピオンカーニバルで同級1位の可児栄樹(22=T&T)を迎え撃つ。

　12月17日(日)に大阪市立住吉区民センターで、日本スーパーフライ級最強挑戦決定戦に出場する古谷は「次戦に向けてしっかりとチャンスを掴むために、足腰とメンタルを鍛えて、長いラウンドでも動き続けられるスタミナと強い体を作る」と意気込んだ。

　来年のチャンピオンカーニバルに出場するデカナルドは「タイトル初挑戦が決まって、気合いが入っています! 今の自分のレベルでは、チャンピオンにはなれません。スイッチを入れてハードな合宿をやり切り、パワーアップして進化したデカナルドになります! 絶対に日本のベルトを巻きます!」とタイトル奪取を誓った。