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米国・カリフォルニア州インディオのファンタジースプリングス・カジノで30日(日本時間31日)開催される、ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ主催興行の前日計量が29日に行われた。
元WBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級王者ハイメ・ムンギア(24=メキシコ)が、WBA(世界ボクシング協会)&WBC(世界ボクシング評議会)6位のトゥレアノ・ジョンソン(36=米)を相手に空位のWBOインターコンチネンタル・ミドル級王座決定戦に挑む。また、WBO世界ライトフライ級王者エルウィン・ソト(23=メキシコ)が、元世界挑戦者カルロス・ブイトラゴ(28=ニカラグア)との2度目の防衛戦がセットされた。
ミドル級リミット72.5kgをムンギアは100gアンダーの72.4kgでクリア。ジョンソンは200g少ない72.3kgで秤を降りた。
ムンギアはWBOスーパーウェルター級王座を18年5月に獲得。19年1月には日本の井上岳志(30=ワールドスポーツ)に判定勝利するなど5度の防衛に成功した。今年1月にはゲーリー・オサリバン(36=アイルランド)に11回TKO勝ちしてミドル級に進出、これがミドル級転向第2戦目となる。
対するジョンソンは昨年7月に西海岸で活動する無敗のアイリッシュでジェイソン・クイッグリー(29=アイルランド)をアップセットとなる9回TKO勝利を収め、今回のチャンスに結びつけた。
ライトフライ級リミット48.9kgを王者ソトは200g少ない48.7kgで合格。挑戦者ブイトラゴは48.9のリミットでパスした。
これがV2戦となるソトは今年2月にハビエル・アレハンドロ・レンドン(24=メキシコ)初回KOで粉砕して以来の試合となる。対するブイトラゴは昨年12月以来約10ヶ月ぶりの試合。17年12月に東京で京口紘人(26=ワタナベ)にKOで破れるなど過去5度の世界挑戦に失敗しているブイトラゴがアウェイの地で6度目の挑戦となった。