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英国・ロンドンのO2アリーナで26日(日本時間27日)に開催されるWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)スーパーライト級決勝戦。WBA(世界ボクシング協会)スーパー&WBC(世界ボクシング評議会)ダイヤモンド同級王者レギス・プログレイス(米国)vsIBF(国際ボクシング連盟)王者ジョシュ・テイラー(英国)の3冠統一戦の前日計量が25日に行われ、両選手が秤の前で火花を散らした。
WBA&WBC王者プログレイスvsIBF王者テイラー
スーパーライト級リミットとなる63.5kgをIBF王者テイラーは200gアンダーの63.3kgで合格。対するWBAスーパー&WBCダイヤモンド王者プログレイスは下着を脱いで秤の上に乗ると、100g少ない63.4kgでギリギリのクリアとなった。
全勝対決となったWBSSスーパーライト級決勝戦。一時はプログレイス陣営がWBSSの運営に反発して決勝をボイコットする姿勢を示したが、歩み寄りをみせて英国のリングに上がることになった。
全勝対決となったWBSSスーパーライト級決勝戦。一時はプログレイス陣営がWBSSの運営に反発して決勝をボイコットする姿勢を示したが、歩み寄りをみせて英国のリングに上がることになった。
全勝対決
プログレイスは、昨年10月に準々決勝兼WBCダイヤモンド王座をテリー・フラナガン(英国)を相手に行い判定勝利。今年4月に行われた準決勝ではWBA王者キリル・レリク(ベラルーシ)に6回TKO勝利で王座統一を果たした。
対するテイラーは昨年11月にライアン・マーティン(米)を7回TKO勝利で準々決勝を突破。今年5月にIBF王者イバン・バランチェク(ロシア)との準決勝で判定勝ちで初の世界初載冠とともに決勝進出を決めた。
対するテイラーは昨年11月にライアン・マーティン(米)を7回TKO勝利で準々決勝を突破。今年5月にIBF王者イバン・バランチェク(ロシア)との準決勝で判定勝ちで初の世界初載冠とともに決勝進出を決めた。
バーンズvsセルビー
アンダーカードで行われるライト級12回戦で、英国人同士の元世界王者対決。元世界3階級制覇王者リッキー・バーンズ(英)vs元BFフェザー級王者リー・セルビー(英)は、バーンズが同級リミット61.2kgを200g少ない61.0kgでパス。階級を上げたセルビーは300gアンダーの60.9kgで秤を下りた。
チゾラvsプライス
空位のWBOインターコンチネンタルヘビー級王座決定戦は、元世界タイトル挑戦者デレック・チゾラ(英)と元WBO(世界ボクシング機構)ヘビー級王者ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)の対戦を予定していた。しかし、パーカーが毒蜘蛛に噛まるアクシデントで欠場となり、代役として北京五輪銅メダリストのデビッド・プライス(英)が登場。英国人ヘビー級対決となり、計量でチゾラが117.9kgを記録。プライスは1.8kg重い119.7kgの数字を残した。