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[試合後会見]2020.8.13

日本王者佐川遼に挑んだのは期待のサウスポー竹本雄利!

 後楽園ホールで客入れ興行再開となった13日、ダイヤモンドグローブのメインイベントで日本フェザー級チャンピオンの佐川遼(三迫)がランキング9位の竹本雄利(クラトキ)を相手に2度目の防衛戦に臨んだ。6人の日本チャンピオンが在籍する三迫ジムに対して、クラトキジムは50年ぶりの日本チャンピオン誕生に期待が寄せられた。

佐川遼!落ち着きのボクシングでV2達成

 試合の序盤は竹本が大きく斜め前に左へ右へとステップを踏んで入り込むとノーモーションで左ストレートをチャンピオンの顔面に打ち込むなど所属先のクラトキジムに50年ぶりの日本タイトルを持ち帰る期待を集めた。ただ、チャンピオンは冷静さを保っていた。5ラウンドまでの採点は僅差で佐川が支持を集めていたが、互いに有効打はなかった。迎えた6回、チャンピオンの右ストレートに膝が落ちた竹本。グッとこらえて前に出て左右を振って追撃を逃れようとしたが、チャンピオンが右ボディを打ち込んで連打を浴びせると終了1秒前にチャレンジャーが前のめりに崩れた。レフェリーが10カウントを数え上げてKO決着。終始平常心を保った佐川が2度目の防衛に成功した。

フィニッシュの右ボディ

 試合直後のリングで、3回辺りから挑戦者の動きが見え始めたと語ったチャンピオンは、オンライン会見に笑顔で登場。久々のKO決着に「いつもはあまり(パンチを)効かせられない」と謙遜したが、試合を決めた6ラウンドに関して「上を打っていたらセコンドから下を打てと指示があったので打った」と試合を決定付けた右ストレートからのラッシュと最後の右ボディを打つまでを振り返った。

 今後は世界を視野に練習に取り組むと話したチャンピオンだが、出たとこ勝負の一発に頼る試合展開だったことを課題にあげるとパンチとパンチをつなぐボクシングを心がけることを誓った。6本の日本タイトルベルトを防衛中の三迫ジムの三迫貴志会長は「彼は絶対に強くなる」とランキング9位で日本チャンピオンに挑んだ竹本雄利を評価した。

 有客試合のため、試合後の後楽園ホール入口には出待ちのファンも多く駆けつけた試合後、自身初のタイトル戦を終えるた竹本は「佐川選手は強かった。途中まではいけるかなと思ったが駄目でした。最後は右ボディで倒れたがその前のストレートが効いていた。また頑張ります」と静かに語ると、待っていたファンの労いを受けた。

大型新人!兒玉麗司(三迫)

 この日、デビュー戦を迎える予定だった期待の新人、兒玉麗司(三迫)は試合がキャンセルとなったため、日本ウェルター級チャンピオンで同門の小原佳太の胸を借りてヘッドギアなしの2ラウンド3分の公開スパーリングに挑んだ。鋭い踏み込みと思い切りの良さは一見の価値あり。新人王トーナメントにエントリー中なので、次戦に期待したい。


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