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日本女子ミニマム級王者の鈴木なな子(23=三迫)が9日、後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ」のセミファイナルで、同級3位の一村更紗(26=ミツキ)を迎えての初防衛戦に臨んだ。
鬼門と言われているV1戦を迎えた鈴木だが、試合は意外な形でスタートしたーー。
鬼門と言われているV1戦を迎えた鈴木だが、試合は意外な形でスタートしたーー。
鈴木なな子(三迫)が競り勝った
挑戦者の一村が、積極的な攻撃を見せると、右フックを決めてダウンを先取。絶好のスタートを切った。後手に回った鈴木は、2回から右ボディストレートを軸に、ポイントを挽回。一村も果敢に打ち合ったが、鈴木が有効打で上回り、ジャッジに攻勢をアピールした。一村もタイミングの良い左フックを合わせたが、鈴木も負けじと打ち返した。鈴木が苦しみながらも、初防衛に成功した。
「勝ったけど悔しい」
「ダウンしてしまった。勝ったからいいけど悔しい」。鈴木に笑顔は見られなかった。「相手の頭が低くて、やりにくかった。もっとガチャガチャ攻めてくると思ったが、来なかったので攻めあぐねた」と苦戦の原因を話すと「対応力をつけていきたい」と反省の言葉を発した。
「もっと強くなる」
それでも「スタミナが切れず、ボディ打ちは練習どおりにできた」と収穫もあったようだ。
「上を目指したいが、今日の内容では(そんなことは)言えない。もっと練習を積んでいく」とさらなる飛躍を誓った。
「上を目指したいが、今日の内容では(そんなことは)言えない。もっと練習を積んでいく」とさらなる飛躍を誓った。
採点表