[前日計量]2026.5.5
王者の貫禄か!新星の野望か! 藤田健児vs武藤涼太!
キャリアと勢いが真正面からぶつかる。WBOアジアパシフィック・フェザー級タイトルマッチの前日計量が5日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、王者の藤田健児(32=帝拳)と同級9位の武藤涼太(21=松田)が揃って姿を現した。
試合は明日(6日)、後楽園ホールで開催される「DYNAMIC GLOVE on U-NEXT 43」のセミファイナルで実施される。
藤田は世界ランキング1位にまで上り詰めた実力者。安定感と総合力で頂点戦線を見据える王者が、その地位を盤石なものとするか。一方の武藤は、日本ユース・スーパーバンタム級王者として実績を積み上げ、今回がフェザー級でのタイトル初挑戦。階級を上げての大一番に、若さと勢いをぶつける。
5度目の防衛戦に臨むフェザー級リミットを100g下回る57.0sでクリア。藤田は「5年ぶりの日本人との対決だが、11歳下なのでなめられてたまるかという気持ち。格の違いを見せる。世代交代はさせない」と力強く言い切った。
「東京ドームの火を絶やさない」
同い年で世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(33=大橋)が東京ドームで歴史的一戦を制し、ボクシング界は大きな盛り上がりを見せている。藤田は「東京ドームで盛り上がった火を絶やさない。『THE DAY』ではなく『THE Week』」と、その流れを継ぐ覚悟を示した。
現在WBO世界1位につける藤田にとって、ここは世界初挑戦へ直結する重要な関門。「明日はフェザー級で世界を獲るための試合。自分で世界を引き寄せて爆発させたい。世界チャンピオンになって(井上を)待ち受けたい」と、明確なビジョンを口にした。
一方、主戦場のスーパーバンタム級から1階級上げて挑む武藤は300gアンダーの56.8sで計量を終えた。「しっかりと体を作ってきた。相手は1年前と変わっていないと思うが自分は変わった。リスペクトを込めて勝ちにいく」と静かに闘志を燃やした。
「リスペクトを込めて勝ちに行く」
前日に発表されたWBOランキングでは13位にランクインし、「いきなり世界ランキングに入ってビックリした。しかし、明日勝てばもっと上に行ける」と下剋上への意欲を示した。
コンビを組む神足昌冶氏は、昨年8月の試合で死去した神足茂利さんの兄。武藤は生前に受けた助言を胸に、今もその教えを支えとしている。「ベルトを獲ってシゲさんの所にベルトを持っていきたい」と、強い思いを語った。
名古屋の老舗・松田ジムにとっては、勝てば元OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の菅原雅兼氏以来、約21年ぶりの王者誕生となる。
王者が貫禄を示すか、新星が時代を切り開くか。すべては、リングの上で決まる。
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