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[前日計量]2021.7.16

両者KO宣言! どっちが倒す!?

 日本ユース・スーパーライト級タイトルマッチの前日計量が16日、東京八王子市でで行われ、王者の佐々木尽(19=八王子中屋)と挑戦者で日本ユース・ライト級王者の湯場海樹(22=ワタナベ)が計量会場に姿を現した。

 試合は、明日の17日に東京・八王子市富士森体育館で開催される「ファイティング・スピリット・シリーズ42」のメインイベントで行われ、「A-SIGN.BOXING」YouTubeチャンネルで第1試合開始(午後3時)からライブ配信される。
 計量後にオンライン取材に応じた両者はKO宣言した。
「美しく倒す」
 初防衛戦に臨む佐々木は100gアンダーの63.4kgでクリアした。佐々木は「ここで試合をやるんだと不思議な感覚。ただ、地元での試合なのでよりパフォーマンスが上がると思う」と八王子での試合を心待ちにすると、「明日は強引に倒しにいくのではなく、美しくダイナミックに派手に倒す。アーティスティックなKOで会場を盛り上げたい」と言葉に力を込めた。

 挑戦者の湯場の印象を聞かれた佐々木は「左ストレートと右フックが強い。特に左ストレートに注意したい」と湯場のパンチを警戒。その上で「10回戦ったら8回勝てる。左ストレートをもらったらわからない。いや、やっぱり100%勝てます!」と自信たっぷりに勝利宣言した。
 
「勝って次に進む」
 一方、ユース王座2階級制覇を目指す湯場は、200gアンダーの63.3kgで秤を降りた。湯場は、昨年1月に日本ユース・ライト級王座を獲得し、階級を上げて王座に挑む。勝てばベルトと日本ランキング上位に進出できる重要な一戦だ。

 4月20日に所属ジムで5選手による(湯場、谷口将隆(日本ミニマム級王者)、重岡銀次朗(WBOアジアパシフィック・ミニマム級王者)、千本瑞規(OPBF東洋太平洋女子ミニマム級新王者)、谷山佳菜子(日本女子バンタム新王者)合同リモート取材が行われたが、ここまで湯場以外の4人は勝利を収めている。湯場は「良い刺激を受けている。流れに乗って自分も勝ちたい」と意気込んだ。

 続けて「勝つか負けるかで今後が大きく変わってくる。人生を賭ける」と覚悟を示すと「相手の得意なボクシングをさせない。チャンスがあれば一気に仕留めにいく」と、こちらもKO決着を約束した。
KO決着必至!
 この試合の勝者は、秋に日本スーパーライト級1位の平岡アンディ(24=大橋)と空位の日本王座を賭けて対戦することが決まっている。

 昨年から頭角を現し左右ともに抜群の破壊力で、対戦相手をキャンバスに沈めてきた若きKOパンチャー佐々木がノックアウトするのか?それともキレ味抜群の左カウンターで無敗をキープしている湯場のパンチが火を噴くのか?
 明日は八王子のリングが熱い!
平岡アンディ(大橋)と戦うのは!?

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