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日本ユース・ライト級王者の湯場海樹(21=ワタナベ)は新型コロナウィルスの影響で合宿先のタイから帰国することができず今も滞在している。タイでも非常事態宣言が出され、夜間の外出は禁止で違反者には警察に罰せられる。湯場はジムでの練習もできず、ほとんどの時間をバンコクのホテルで過ごしているという。
ジムは閉鎖されている
3月12日からタイ入りした湯場だが、帰国便が見つからず5月1日に帰国する予定。湯場によれば「タイ人はほとんどの人ががマスクをしている」というが、現在のタイの日中は35℃と猛暑で、暑さの中でマスクをするのを避けるため、冷房の効いた部屋にいるしかない状態だという。13日からソンクラーン(タイにおける旧正月で3日間の祝日)だったが、酒類の販売も禁止されているので皆静かに過ごしていたという。
帰国予定だが…
湯場は「ロードワーク以外はホテルでYouTubeを見たり、タイ語を勉強している」が、「タイにいる仲間からも『日本は大丈夫か?』と心配される。こっちにいると日本に帰るのも怖いですね」と不安な気持ちを明かした。