[試合後談話]2025.12.14
韓亮昊が決意表明。大阪のリングから王座奪取宣言
IBFインターナショナルスーパーフライ級王者でWBOアジアパシフィック同級7位の韓亮昊(はん・りゃんほ/28=六島)が14日、大阪市立住吉区民センターで開催された「コスメフェリーチェ&エムラビ presents You will be the Champion 26」のリングに登壇し、次戦に向けた意気込みを語った。
韓は来年2月10日(火)、後楽園ホールでWBOアジアパシフィック同級王者の川浦龍生(31=三迫)に挑戦する。スーパーフライ級の世界ランカー同士が激突する注目カードで、キャリア6戦目にして大きなチャンスを迎える。
さらにこの日、アマチュア40戦25勝(11RSC)15敗、国体3位の実績を誇る中里陽向(23=六島)がデビュー戦に臨んだ。
リング上でマイクを握った韓は「この試合を決めてくださった枝川孝会長、試合を受けてくださった三迫プロモーションに感謝しています。下馬評は不利だと思いますが、必ず勝ってベルトを獲り、また住吉区民センターに帰ってきます。応援よろしくお願いします」と力強く宣言。挑戦者の覚悟がにじむ言葉に、会場からは大きな拍手と声援が送られた。
大阪のリングで誓った王座奪取。その決意を胸に、韓は大一番の舞台・後楽園ホールへと歩みを進める。
アマチュア40戦25勝(11RSC)15敗、国体3位の実績を誇る中里陽向(23=六島)が、プロデビュー戦で確かな第一歩を刻んだ。56.2kg契約6回戦で対峙したのは、OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級13位のシュガーレイ・レナード・ポース(比)。デビュー戦からいきなりOPBFランカーを迎える挑戦的なマッチメークだった。
サウスポーの中里は、得意の左ストレートを軸に距離を支配。序盤から落ち着いた試合運びを見せ、要所で的確にクリーンヒットを重ねて主導権を握った。相手の巧みなタイミングや独特の角度から放たれるパンチに手を焼く場面もあったが、大きく崩れることはなく、6回を戦い抜いて判定勝ち。デビュー戦でOPBFランカー撃破という結果を残した。
枝川孝会長も合格点
試合後、六島ジムの枝川孝会長は中里の内容を評価しつつ、今後への課題も口にした。「デビュー戦でOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級13位のフィリピン人選手に勝利した。緊張の中での初戦、しかも対戦経験のないタイプだったと思う。効いたパンチはなかったが、相手はパンチの出すタイミングや角度が独特で、非常にやりにくかったはずだ。もっとディフェンス力を上げないといけないね。KOはできなかったが、文句なしの判定勝ち。デビュー戦としては合格点」と総括した。
課題と収穫を同時に手にした中里のプロキャリアは、ここから本格的に動き出す。ランカーを倒して示したポテンシャルは確かで、次戦以降の内容次第では一気に上位戦線へと駆け上がる可能性も十分。六島ジム期待の新鋭が、プロのリングでどこまで進化を遂げるのか、注目が集まる。
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