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元日本ユース・ミニマム級王者の伊佐春輔(28=川崎新田)の引退式が29日、東京・後楽園ホールで行われた川崎新田ジム主催興行「ホープフルファイトVol.45」で執り行われた。
22戦13勝(2KO)7敗(3KO)2分のプロ戦績を残した伊佐だが、昨年3月のOPBF東洋太平洋ミニマム級タイトル挑戦を最後に現役生活へ区切りをつけ、この日リング上でファンや関係者へあいさつした。

マイクを握った伊佐は「14年やってきて、負けも多かったですが、みなさんに応援されて戦うことができました」と振り返り、「支えてくれたトレーナーのみなさんに感謝しています」と謝意を口にした。
現役時代の思い出としては「日本ユースチャンピオンになれたのが嬉しかった。日本のベルトを懸けて戦えたこともいい経験になりました。東洋のベルトを懸けて戦えたことも大きな経験で、自分にとってプラスになりました」と語った。
最後は「新田会長をはじめ、後援会のみなさま、スポンサーのみなさまにも感謝しています。第二の人生もしっかり頑張っていきたい」と力強く締めくくり、会場から大きな拍手が送られた。

今年に入ってからB級プロテストを受け直した斉藤は、3ラウンドのスパーリングでは可兒栄樹(24=T&T)と拳を交えた。「強くて」と苦笑いしながらも、「アドバイスももらったし、強くしてくれました」と感謝を口にした。
日本ボクシングコミッション(JBC)の年齢制限緩和をきっかけに現役復帰を決意。コンディション作りには苦労も多く、「体と気持ちが伴わず、ボクシングの筋肉もなくなっていた。腰をやってしまって、2年前は走れなかった。半年間は立っていられなかったが、今は座らなくてもよくなった」と明かした。

それでもリングに戻った理由については、「やり残したことがあるような。頭が壊れてるんでしょうね」と笑いを誘いながら、「怪我して迷った。走れないし。でも最近は考えてやるようになった」と心境を語った。
斉藤と対戦した大島は、「37戦やってるので、やりにくかったです。機会があればまたやりたいです」と、試合後にコメントを残した。

自身が思い描くボクシングが形になってきたのは「試合まで1か月を切ってから」といい、「この1か月間の成長が続くなら、世界チャンピオンになれるんじゃないかと思ったほど」と充実感をにじませた。川崎新田ジムの仲間たちの支えにも、何度も感謝の言葉を並べた。

試合後にはリング上で一度は勝者コールを受けたものの、その後ドローへ訂正される一幕もあった。それでも気持ちは前向きで、「大島選手、もういっかいやろう」と再戦を呼びかけた。年齢という壁を意識しつつも、「心の中では、やる気でいます」と現役続行への意欲を示した。




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