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[前日計量]2022.5.9

伊佐春輔vs森且貴に期待!

 日本ユース・ミニマム級タイトルマッチの前日計量が9日、都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、王者の伊佐春輔(24=川崎新田)と挑戦者で日本同級4位の森且貴(22=大橋)が計量に臨んだ。

 試合は、明日(10日)に後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル.88」のメインイベントで行われ、FOD(フジテレビオンデマンド)で当日午後5時30分から全試合ライブ配信される。
挑戦者撃破に秘策あり!
 ミニマム級リミットちょうどの47.6kgでクリアした伊佐は「これまでで一番コンディションが良い」と仕上がりの良さを強調。「相手はガッツとパワーがあるので飲み込まれないように戦いたい」と話すと、「ジャブがキーポイントになる。森選手は、前に出てくると思うがしっかりと対策してきた」と初防衛に自信を示した。
「勝って古橋さんに繋ぐ」
 6月7日(火)には、同門で日本スーパーバンタム級王者の古橋岳也(34)がWBOアジアパシフィック同級王者の井上拓真(26=大橋)と2冠統一戦を行う。古橋から「楽しんで戦ってこい」とアドバイスを受けたことを明かすと、「勝って古橋さんに良い流れを作りたい」と言葉に力を込めた。
「このチャンスは逃さない」
 挑戦者の森もリミットちょうどの47.6kgで計量を終えた。今年1月に石澤開(M・T)との日本王座決定戦以来の再起戦でユース王座に挑戦する。「試合後に会長(大橋秀行会長)から「『絶対にチャンスを作るから』と言ってもらい、すぐにチャンスが来た。この意味を噛み締めて内容のある試合を見せたい」と意気込んだ。
「結果と内容を求めていく」
 4月22日(金)に後楽園ホールで開催されたWBO世界ミニマム級タイトルマッチは会場で観戦した。森は「谷口さん(谷口将隆=ワタナベ)は、長いラウンドでのポイントの取り方が上手かったし、石澤さんは試合前にいろいろあったが、やれることをしっかりとやっていた。自分はまだ何もタイトルを獲っていないが、目指しているのは世界なので刺激を受けた」と感想を語った。

 先輩の井上尚弥(29=大橋)から「この試合に負けたら引退だな(笑)」と、井上ならではの激励を受けたという。「会長やお客さんにまた、日本や世界にいけるなと思わせる結果と内容を求めていく」と必勝を誓った。
17時30分第一試合開始

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