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[海外ニュース]2018.5.1

「私がウェルター級最強」とスペンス

 IBF(国際ボクシング連盟)ウェルター級王者エロール・スペンス(28=米)は6月16日、米国テキサス州ダラス近郊のフリスコのフォード・センターで同級3位の指名挑戦者カルロス・オカンポ(メキシコ)を相手に2度目の防衛戦を行うことになっている。その試合に向けスペンスは「私はウェルター級で最強だと信じている。その気持ちで6月16日の試合に臨む」と意気込んでいる。

 スペンスは戴冠試合となった昨年5月のケル・ブルック戦(11回KO)、今年1月の初防衛戦(レイモント・ピーターソンに7回終了TKO勝ち)を含め、このところ10連続KO勝ちと手のつけられない強さを見せつけている。休養中のWBA(世界ボクシング協会)王者キース・サーマン(米)や元6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(比)、WBO(世界ボクシング機構)王者ジェフ・ホーン(豪)らを差し置いて「ウェルター級最強」の評価が定まりつつある。28歳のサウスポー王者にもその自覚はあるようだ。凱旋防衛戦となるスペンスは「ファンからエネルギーを引き出すつもりだ。オカンポについては研究済みで、彼はポイントを取りに来るタイプだが、この試合では打ち合わなくてはならないだろう。敵地で戦うときにどんな心理的圧力がかかるか私は知っている。素晴らしい試合になるだろう」と話している。23戦全勝(20KO)。
 これに対し22戦全勝(13KO)のオカンポは「この試合のために猛トレーニングをこなしている。6月16日に王座を奪い取るつもりだ。メキシコのファイターがエキサイティングな試合をするということをファンに見せたい」と、こちらも自信をみせている。


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