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7月25日(火)、有明アリーナで開催されるWBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトル戦「王者スティーブン・フルトン(29=米国)vs井上尚弥(30=大橋)」とWBO世界フェザー級タイトル戦「王者ロベイシ・ラミレス(29=キューバ)vs清水聡(37=大橋)」の解説者4名が20日、試合を無料ライブ配信すLeminoより発表された。
■記者会見
配信日時:2023 年 7 月 22 日(土)13:00~14:00(予定)
■前日計量
配信日時:2023 年 7 月 24 日(月)13:00~14:00(予定)
国民的注目度を誇る超メガファイトに華を添えるのは、西岡利晃(元WBC世界スーパーバンタム級王者)、長谷川穂積氏(元世界3階級制覇王者)、畑山隆則氏(元世界2階級制覇王者)、村田諒太氏(元WBA世界ミドル級スーパー王者)の4人のレジェンド。
7月22日(土)13:00 開始予定の記者会見と、7月24日(月)13:00 開始予定の公開計量もLemino で独占無料生配信される。こちらもお見逃しなく!
■長谷川穂積氏の展開予想
※メイン: スティーブン・フルトン選手 VS 井上尚弥選手
ジャブの的中率が高い方がより試合をコントロールできる。 この階級で戦い慣れてるフルトンが下の階級から上げてきた井上選手のパワーにどう感じるかも勝負のポ イントになる。井上選手はラウンド重ねるごとに微調整していき、自分のスタイルにアジャストさせる能力が誰よりも長け てるのでそこにも期待したい。
※セミファイナル:ロベイシ・ラミレス選手 VS 清水聡選手
オリンピック銅の清水選手と金のラミレス。清水選手は前に出てノーモーションながらパワーパンチをガンガン 打ち込んでいくのに対し、ラミレスは自分の距離をキープしてポイントを取っていくこともできるし、接近戦で も多彩なパンチを打ち込める。両方テクニックはもちろんだから清水選手のパワーかラミレスのテクニック。そういう試合を予想する。
■畑山隆則氏の展開予想
※メイン: スティーブン・フルトン選手 VS 井上尚弥選手
序盤から終始フルトンは足とクリンチを多用して井上の攻撃を凌ごうとするだろう。しかし4、5 ラウンドあたりでそれも苦しくなり結局打ち合わざる得なくなる!当然打ちあうとパワーの差は 歴然で 6、7 ラウンドで井上がフルトンを仕留めると予想する!
※セミファイナル:ロベイシ・ラミレス選手 VS 清水聡選手
正直、清水不利の予想は否めないだろう。 ラミレスはアマチュアボクシング王国キューバの選手らしくセンスとボクシング IQ の高さを感じさせる選手だ! ディフェンスに重きを置く選手だが迎え打つパンチの打ち方が派手なので有利に観えるし、実際一発のパンチ力もある!清水としては過去最強の選手に対し身体の大きさを生かし接近戦が得意の選手なので序 盤からプレッシャーを掛けて王者を下げさして自慢の強打を打ち込む事という展開が理想だが、それでも尚、苦しい戦いが予想される!
■村田諒太氏の展開予想
※メイン: スティーブン・フルトン選手 VS 井上尚弥選手
フルトンはいやらしい動きで井上対策をしようとするだろうが、井上選手が KO してくれるでしょう。
※セミファイナル:ロベイシ・ラミレス選手 VS 清水聡選手
スピード、テクニックではラミレスが一枚上。一方、フィジカル面、体力面では清水に分がある。清水本人は 苦にしないと言っているが、清水選手唯一の負けはサウスポーに対してだったので、サウスポーのラミレスに どう戦うか。ラミレス優位も、フィジカルや体力面の勝負に持ち込めれば清水に勝機があるのでは。