[試合後談話]2025.6.15
フェニックスバトル! 関西出身ボクサーが魅せた!

大橋ボクシングジム主催の「Lemino BOXING フェニックスバトル137」が15日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第2競技場)で行われた。
この日、7試合中6試合がKO決着となり、超満員に膨れ上がった観客は大いに盛り上がった。
第4試合、51.5s契約8回戦では、大阪府藤井寺市出身の日本フライ級15位の田中将吾(23=大橋)が、WBOアジアパシフィック・フライ級13位のダナイ・ニャブプキアウ(25=タイ)と対戦。
開始早々、田中が右ストレートでダウンを演出。会場が騒然とする中、田中は慌てずにジワジワと攻めると、サウスポー・ダナイの左ストレートにもバックステップで対応。3回、左ボディでダナイをキャンバスに沈めた。
インパクト大のKO勝ちを飾った田中は、「ダウンを奪った右ストレートは、ジムの先輩の武居さん(武居由樹=WBO世界バンタム級王者)の左ストレートを意識して練習したパンチ。あんなにきれいに倒せるとは、思っていなかった。プロでの戦い方がわかってきた」と手応えを掴んでいた。
凱旋試合に100名の応援団が駆けつけたが、これ以上ないパフォーマンスを見せた。田中は「応援が力になった。また関西で試合がしたいし、大きな舞台で戦いたい」と、さらなる飛躍を誓った。
セミファイナル、52.0s契約8回戦では、日本ライトフライ級7位の大橋波月(26=湘南龍拳)と兵庫県加古川市出身の湊義生(26=JM加古川拳)が拳を交えた。
湊が前後の動きを意識しながらタイミングを探るのに対し、大橋は力強い左フックで対抗。3回、湊はドンピシャの右ストレートでダウンをゲット。立ち上がった大橋だったが、レフェリーは10カウントを数え上げた。
見事なKO勝ちを飾った湊は、「ガードを上げて丁寧に戦うことを心掛けた。最高ですね!」と笑顔を見せた。試合直前、後輩の宮下椋至(23=JM加古川拳)が日本ユース・バンタム級王座決定戦に出場したが、KO負けを喫した。試合後のフラッシュインタビューで「自分も負けて這い上がってきた。ここで諦めるな」と傷ついた後輩にエールを送った。「試合は見ていないが、めちゃくちゃ悔しかった。勝つことで背中を見せたかった」。
ランキング復帰を確実とした湊は、「ここからが勝負。まずは日本チャンピオンを目指す」と言葉に力を込めた。
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