中谷潤人が三重県知事にベルト奪取を報告

　WBO(世界ボクシング機構)フライ級王者の中谷潤人(22=M・T)が24日、三重県庁を表敬訪問し鈴木英敬知事(46)に世界王座獲得を報告した。
　中谷は、11月6日(金)に後楽園ホールでジーメル・マグラモ(25=比)に8回KO勝ちしデビューから21戦目で世界の頂点に立った。
　三重県員弁郡東員町出身の中谷は、日本人男子初の三重県出身の世界チャンピオンに輝いた。表敬訪問を終えた中谷は「来年は三重県とこわか国体が開催されるにあたり、高校生ボクサーの方々にも良い刺激をもらったと言っていただき帰省して良かったと思います。また、三重県にもこれから貢献ができればと思います」とコメントを寄せた。

　ベルトを持った鈴木知事は、世界チャンピオンベルトの重さに驚いた様子を見せた。本日、三重県入りした中谷は日帰りで翌日から練習を再開する。世界王者になり多忙な毎日を送っている中谷だが、日々の練習を怠ることはない。