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WBO世界フライ級王座決定戦で中谷潤人(22=M・T)と対戦するジーメル・マグラモ(25=比)。今年2月にはフィリピンの首都マニラで、ボクシングモバイルのインタビューに答えた。マグラモ陣営は今月22日に来日し、都内のホテルで準備している。決戦は11月6日(金)後楽園ホール。
■ボクシングを始めたのは何時ごろですか?
マグラモ:4歳の時にはグローブをつけていました。お父さんの影響で始めました。
■世界戦が決まりましたが、今の気持ちは?
マグラモ:とても嬉しいです。世界戦が決まった時には、父と家族とみんなで喜びました。色々と支払いもたまってるしねえ(笑)
■次の試合に勝てば世界チャンピオンですが、世界挑戦はいつごろから意識し始めましたか?
マグラモ:ボクシングを始めた時から世界チャンピオンになることを目標にしてきました。
■その目標が現実味を帯びてきましたね。
マグラモ:ずっと負けないできたら、少しずつ意識はしていたし、ボクシングを辞めなかったんだと思います。
※マグラモのお父さんは元OPBF東洋太平洋フライ級チャンピオンのメルビン・マグラモ(49)
■世界戦で対戦する中谷潤人選手の試合のビデオは見ましたか。
マグラモ:見ました。背が高くて強い選手ですね。すごくいい選手だと思いました。
■勝つ自信は?
マグラモ:もちろんありますよ。でも、苦戦するでしょうね。いい試合になると思いますよ。
■日本人選手とはスパーリングなどをした経験があるそうですね。
マグラモ:はい。キョウグチ、ケンシロウ、ダイゴ、ヒサダ、他にもたくさんの選手としました。ケンシロウはスピードが速くてパンチが強かったですよ。
■日本人ボクサーの印象を教えて下さい。
マグラモ:日本人はみんなメンタルが強いと思いますよ。
※京口紘人(ワタナベ)
※寺地拳四朗(BMB)
※比嘉大吾(Ambition GYM)
※久田哲也(ハラダ)
■意気込みをお願いします。
マグラモ:家族のみんなも誇りに思ってくれています。家族のためにも絶対に世界チャンピオンになります。待ってろ、ナカタニ!
◆ボクモバの目
日本から来た我々取材陣に対して、笑顔でインタビューに応じてくれたマグラモからは、中谷へのリスペクトが感じられた。世界チャンピオンになるのが、フィリピンのボクシング一家の夢。家族や周囲のみんなの期待を背負って11月6日のリングに上がる。