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WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級正規タイトルマッチが、6日にカザフスタン・アスタナのバリーズ・アリーナで開催された。王者ナルディーヌ・ウバーリ(フランス)が、WBC同級15位アーサー・ビラヌエバ(フィリピン)を相手に初防衛戦を迎えた。
ウバーリvsビラヌエバ
勝者がWBC世界同級暫定王者の井上拓真(大橋)と統一戦を行う注目の一戦。初回、サウスポーのウバーリはジャブから仕掛けていくと、ビラヌエバは守勢に入りなかなか攻めに転じられない。3回にはウバーリが右フックでバランスを崩させる。その後、ビラヌエバは右で対抗するも迎えた6回、ウバーリが左アッパーから右をフォローしダウンを奪った。立ち上がったビラヌエバはラウンドを凌ぎゴングに救われたが、陣営が棄権を申し出て試合は終了。ウバーリが6回終了TKO勝利で初防衛に成功した。井上とのWBC王座統一戦が期待されるウバーリの戦績は16戦全勝(12KO)、敗れたビラヌエバは37戦32勝(18KO)4敗1分とした。