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[海外試合結果]2023.12.24

ビボルがサウジ「最後の審判」興行に登場

 サウジアラビアの首都リヤドのキングダム・アリーナで23日(日本時間24日)、「Day of Reckoning(最後の審判)」が開催された。ヘビー級の元世界チャンピオンらが集結したイベントだったが、アンダーカードにWBA(世界ボクシング協会)ライトヘビー級王者デミトリー・ビボル(33=ロシア)が登場。WBA同級8位のリンドン・アーサー(32=英)を相手に、13度目の防衛戦に臨んだ。

 試合直前にIBF(国際ボクシング連盟)クルーザー級王座を返上したジェイ・オペタイア(28=オーストラリア)は、WBA同級11位のエリス・ゾロ(31=英)とクルーザー級12回戦で拳を交えた。

ビボルがV13達成
 チャンピオンのビボルは、序盤からいつものボクシングを全開。積極的に出てくる挑戦者アーサーに対して、ジャブとフットワークで被弾を回避すると、右ストレートで距離を支配した。中盤から終盤にかけても、カウンターを狙うアーサーに対して打っては避け、上下にパンチを打ち込んで、完璧な試合運びで終了のゴングを迎えた。ジャッジ3者ともに3-0(120×3)で、ビボルを支持。13度目の王座防衛に成功した。
オペタイアが初回1発でTKO勝利
 互いに様子見の立ち上がりだったが、初回ラスト20秒が過ぎて仕掛けたのは、サウスポーのオペタイア。ジリジリと距離を詰めてきたゾロに対し、豪快な左フックを炸裂させると、ゾロは頭をロープに打ち付けダウン。試合はそのまま終了し、オペタイアが初回2分56秒KO勝利を収めた。

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