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WBA(世界ボクシング協会)クルーザー級王座決定戦、1位アルセン・グラミリアン(30=アルメニア/仏)対2位リヤド・メルフィー(25=コートジボアール/ベルギー)、WBAスーパーウェルター級暫定王座決定戦、2位ジョン・ベラ(29=米)対3位ミシェル・ソロ(30=コートジボアール/仏)のダブルタイトルマッチが24日(日本時間25日)、フランスのマルセイユで行われた。
グラミリアンが空位の王座を獲得
〇アルセン・グラミリアン(アルメニア/仏)
11回TKO
×リヤド・メルフィー(コートジボアール/ベルギー)
〇ミシェル・ソロ(コートジボアール/仏)
12回判定(3対0)
×ジョン・ベラ(米)
クルーザー級王座決定戦は、186センチの長身を生かしてグラミリアンがプレスをかけ、メルフィーが動きながら迎撃の機会を探るという展開になった。3回まではメルフィーがポイントを奪ったが、4回からは地元の声援に背中を押されたグラミリアンがジャッジの支持を取りつけてポイントでも逆転。迎えた11回、グラミリアンは相手を追い込んで連打、レフェリー・ストップに持ち込んだ。10回終了時点の採点は三者とも96対94でグラミリアンがリードしていた。新王者グラミリアンは23戦全勝(15KO)、敗れたメルフィーは25戦24勝(20KO)1敗。
ソロが暫定王座に
スーパーウェルター級暫定王座決定戦は、25対1というオッズが出ていたようにソロの力が一枚上だった。3対0の判定勝ちを収め、3度目の挑戦を実らせたソロは35戦32勝(21KO)2敗1分、敗れたベラは19戦18勝(11KO)1敗。なお、WBAのスーパーウェルター級にはスーパー王座にエリスランディ・ララ(キューバ/米)が君臨し、レギュラー王者としてブライアン・カスターニョ(亜)がいる。
前座には16年リオデジャネイロ五輪ウェルター級銅メダリスト、15年世界選手権金メダリストのモハメド・ラビ(モロッコ)が出場、ジュゼッペ・ラウリ(イタリア/ハンガリー)との8回戦で3回TKO勝ちを収めた。24歳のラビは5戦全勝(4KO)、元EBU-EU欧州王者ラウリは76戦56勝(34KO)20敗。
前座には16年リオデジャネイロ五輪ウェルター級銅メダリスト、15年世界選手権金メダリストのモハメド・ラビ(モロッコ)が出場、ジュゼッペ・ラウリ(イタリア/ハンガリー)との8回戦で3回TKO勝ちを収めた。24歳のラビは5戦全勝(4KO)、元EBU-EU欧州王者ラウリは76戦56勝(34KO)20敗。